movie

こんにちは、あいです。やり直し英語(連続)1725日目です。

わかるわかる。

今日の英語
When you’re over 40 and the movie starts..

訳例
40歳を超えた人が映画を見始めると..

over: 〜を超えて
movie: 映画

Intentional Fragments
「文」は少なくとも1つの「主節」を持っています。
「主節」とは「主語と動詞」を持つかたまりで、「because」「when」「if」などといった「従属接続詞」がついていないものです。
英文を書く時は普通は必ず「主節」が必要です。
しかし、わざと「主節」のない文を使う場合もあります。
こうした主節のない文を「fragments」と呼びます。
「fragments」とは「断片」などの意味で、文法的に使われる場合は、ちゃんとした文になっていない「文の断片」といった意味です。

例1
Because I like cats.
(なぜなら私はネコが好きだからです。)
これは「Because」で始まる「従属節」のみで「主節」がないので「文」とは言えません。
「fragments」の一つです。
ですので文章としては本当は正しくありません。
ただし、会話ではこうした「fragments」はよく出てくるため、日本の英語の教科書では大変よくみかけます。
  
ちなみにもしこれを文にするならば、「It's because I like cats.」と「It's」を頭につければよいです。他にもいろいろ考えられますが……。
例2
Three people.
(3人です。)
レストランなどで「何人ですか?」と聞かれて、よくこういった返事をします。
これも文法的には文ではなく、「fragments」の一つです。
文にするならば例えば「We're three people.」などとなります。
話し言葉はともかく、書き言葉(文章)においては「fragments」は文法的には不完全な間違った文ですが、ツイッターなどの軽い文章や逆に凝った文章を掲載する英語雑誌記事の中には、わざとこうした「fragments」を使っているものも少なくありません。一種のレトリックとして使われるこうした 「fragments」を「Intentional Fragments」と呼んだりします。

「今日の英語」も「Intentional Fragments」の一つです。
「When」で始まる従属節だけなので、本当は文になっていませんが、わざとそうすることで読者の想像力をかきたてるような表現になっています。

今日の英語は「Buitengebieden」から
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