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死神と頼朝公の髑髏

子供の頃、我が家には所謂雑学本と言われるような本がたくさんあった。 どうやら父がコツコツと集めていたものらしく、本を読むのが好きだった私は、暇があると読み耽っていた。 読むクスリなんかのコラムをまとめた本もあり、当時の電化製品の開発秘話が載っていたりして、気になるものは覚えるほどだった。 引っ越しや、部屋を変える際の整理で、それらの本のほとんどは処分されてしまった。 処分する前に声をかけてもらえたら私が引き取ったのに…と、少し両親に文句も言いたい。 その処分された本の中

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