18年 6月に読んだ本の一言感想メモ
◆18年5月はコチラ
・『海外クレイジー紀行』八雲星次★★★☆☆
ちょっぴり風変わりな旅行エッセイ……かと思いきや想像をはるかに越えるマ〇キチっぷりで驚愕!ここじゃ詳しく書けないけど、ほんとによく出版できたなぁ(^^;
・『わたしを離さないで』カズオ・イシグロ★★☆☆☆
前半のミステリチックな雰囲気にわくわくしながらページをめくったが、後半から恋愛路線になってガッカリ……。こういう話が好きな人も大勢いるんだろうけど僕はだめだった。
・『なぜ、世界は"右傾化"するのか?』池上彰+増田ユリヤ★★☆☆☆
欧米の移民問題が中心。去年読んだNHK本よりも新しい情報なのはありがたかったが、難民を受け入れたヨーロッパの凶悪犯罪の増加についてはほとんど触れられておらず"やや左寄り"の本だと感じた。
・『人工知能はどのようにして「名人」を超えたのか?』山本一成★★★☆☆
ポナンザ開発者、初の著書。関連書籍はすでにいくつか読んでいたが、ご本人から直接語られる言葉はやはり一味違う。将棋プログラムで培った知識を今後は人工知能(AI)分野に生かしていくようだ。今からが本番ですね。
・『生涯投資家』村上世彰★★★★☆
ニッポン放送買収騒動で堀江氏とともに世間を賑わせた「村上ファンド」の人。単なる昔の回想録ではなく、今の日本をどうやって立て直すかを本気で説いている。投資や経済に関心のない人にも強くおすすめしたい一冊。
・『一番じゃなきゃダメですか?』蓮舫★★☆☆☆
民主党政権時代にどのような政策が行われていたのか気になったので。Amazonレビューでどちゃくそ叩かれてるけど過去を知るうえで一読の価値はあると思う。
・『Google誕生』デビッド・ヴァイス★★★☆☆
グーグル創業から株式上場までの黎明期エピソードが書かれた貴重な本。すでに潰れてしまったのか知らない会社名も数多く登場し、IT業界の有為転変の早さに舌を巻く。御社のGoogleアドセンスにお世話になってます←
・『名画で読み解く イギリス王家12の物語』中野京子★★★★☆
優雅なようで意外と暗黒面の多いイギリス王家の本性が明らかに……。「名画で読み解く」シリーズは写真も文章もほんとうに美しく、過去3作品(ハプスブルグ家、ブルボン王朝、ロマノフ家)全巻買いそろえようかしら。
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