青野流退治の奥の手・"金ただやん戦法"

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あー、はいはいはい。

いま流行りの飯島流(次に△4一玉~△2二歩と打つやつ)でしょ。こっち(先手)もだいぶ目が慣れてきたから怖くないもんね~。

▲3六歩△8八角成!!!(図)

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どひぇ~~~~っ!!な、なんやこれ~~~~~っ!!??

飛車で3二金をボロッと取れるやん!!こんな手成立するんかいな!??

この「金ただやん戦法」(僕が勝手に命名しました)、最強ソフト・水匠2も後手番でときどき指し、また横歩取りのスペシャリスト・大橋六段も最近公式戦で採用された立派な作戦なのです。

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図では①▲3二飛成(過激派)と②▲8八同銀(穏健派)が有力です。順番に見ていきましょう。

1.▲3二飛成

まあ、先手としては勢いこう取りたくなるところでしょう。

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もし△2二銀型ならば▲3二飛成が▲4一金の詰めろで即投了ですが、△4二銀型なので詰めろにならず後手玉にちょっとだけ余裕があるんですよね。

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