18年 2月に読んだ本の一言感想メモ

◆18年1月はコチラ

・『理想を現実にする力』佐藤天彦★★☆☆☆

将棋界の頂点・名人になるまで道のりを自伝的に振り返る。勝負の心構えは勉強になったがファッションや音楽の話は疎いため分からなかった(泣

・『史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち』飲茶★★★★★

史上最強の哲学入門」シリーズ2作目。インドのウパニシャッド哲学、中国の百家争鳴、日本の禅などを時系列で網羅。掴みどころのない東洋思想をこれほどまで明瞭に解説した本がいまだかつてあっただろうか!?(いや、ない)

・『結物語』西尾維新★★★☆☆

高校・大学を卒業した5年後の阿良々木暦とそれぞれ別の道を歩み出す仲間たちの物語。進学、就職、結婚などの問題を乗り越えてみんな成長していくんですね……まっ、ニートの僕には関係ないけど!

・『お金持ちの行動学』橘木俊詔★★☆☆☆

お金持ちの特徴(職種・学歴・趣味など)を客観的データに基づき分析した本。「まあそりゃそうだよね」という話が多く、別段目新しさはなかった。

・『ユダヤ人とドイツ』大澤武男★★★☆☆

「ナチスによるユダヤ人虐殺(ホロコースト)はなぜ起きたか?」という疑問の答えがよく分かる本。いま世界的にナショナリズムに回帰しつつあるから過去の歴史から学んでおくことは大事だろう。

・『お金2.0 新しい経済のルールと生き方』佐藤航陽★★★☆☆

今話題のベストセラー。いよいよ資本主義が行き詰って、岡田斗司夫が提唱していた「評価経済社会」へ世の中が確実に変わりつつあるなぁ。

・『ジェフ・ベソス 果てなき野望』ブラッド・ストーン★★★☆☆

これまで公の場でほとんど語らなかった謎多きアマゾン創始者が初めて記者の取材に応じて作られた半公式本。すでにビル・ゲイツに次いで世界長者番付2位という巨大な存在だが今後ますます目が離せなくなっていくだろう。

・『世界を動かす巨人たち <政治家編>』池上彰★★☆☆☆

世界に大きな影響を与える政治家6名(プーチン、メルケル、ヒラリー、習近平、エルドアン、ハメネイ)をピックアップして生い立ちや政策などを解説。トランプ大統領がいないのは刊行時期的に仕方ないね。

・『撫物語』西尾維新★★★★☆

千石撫子づくしの回。トータルでは明るい話なんだけど不登校・引きこもり・漫画家志望と子ども時代の自分の境遇と驚くほど似ていて不覚にも泣けてきてしまった。

『物流大激突 アマゾンに挑む宅配ネット通販』角井亮一★★★☆☆

ネット通販の普及により、急増する荷物と人手不足のダブルパンチにあえぐ宅配業者。そして日本に触手を伸ばす巨大企業アマゾンになすすべもなく吸収されるのか、徹底的に抗うのか、はたまた共存の道はあるのか。

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