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2024年度 産業医集中講座に参加した話 番外編 〜行ってよかった観光地ランキング〜
産業医集中講習は長い。
講習自体も1週間みっちりあるので
前後含め泊まりを含めるとおおよそ8日近くの滞在になるだろう。
北九州圏内の人は通いで来られるかも知れないが
大半の参加者はホテル宿泊等で出張しての参加になると思う。
となれば当然併せて観ておきたいのが観光地巡りである。
今回自分が足を運んだ観光地をこちらも感想と共にランキング形式で紹介したい
北九州へ旅をする機会の一助にしてもらえたらと思う。
第5位 北九州市立文学館
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いきなりどこやねんとなるかもしれない。
が、私は基本的にどこか行く時には必ず図書館に立ち寄る。
図書館のあの雰囲気がひじょ~に好きなのである。
そんな訳で、小倉駅近くに北九州中央図書館があり
そこと併設される形で文学館があり、そこでは北九州市
ゆかりの文豪が展示されている。
文学館単体だったらランキング入りはしなかったかもしれないが
隣接している図書館の雰囲気がとても良く
トータルで含めて第5位である。
全国の図書館ランキングで言えば北九州市立図書館は
ベスト5には入るだろう。(ちなみに暫定1位は函館図書館)
まず自習室があるのが非常にポイントが高い。
学生にとってなかなか自習スペースを探すのは難しかったりする。
図書館によっては勉強行為そのものを禁止している所もあるし
モールなどのフードコートは雑音が気になる。
家でやれよという感じかもしれないが、
住んでいるエリアが広範囲に渡る高校くらいになると
中々同級生と集まって勉強するというのも難しくなりがちで
こういった自習室付の図書館は大変ありがたい。
加えてこういったカフェも併設されているのも推しポイントである。
休みの日に彼女と一緒に図書館で勉強し、お昼はカフェでランチをして
また夜まで頑張って充実感溢れる疲労感と共に家に帰る。
そんな受験時代を過ごしたかったものである。
そんな世界線など存在しなかったが。
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図書館の雰囲気も相まって非常に居心地がよい。
さて、文学館と銘打っておきながら殆ど図書館の感想になっているので
文学館そのものにも触れておきたいが、こちらに関しては
北九州ゆかりの文豪の展示が常設されており
しょーじきそこまで文学に詳しくない私にとっては
ちんぷんかんぷんな名前が多かった。
そんな中、様々な特設展示がされている様で、今回は竹久夢二にスポットライトが当たっていた。
さて、夢二についても特に何も事前知識が無かった私だが
展示の中に気になるものを見つけた。
夢二の人生を彩った女たちである。
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この写真を見た時、これと全く同じ感想を思った。
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おのれ夢二
こんな美人な嫁さんを3人も持つなど許せんと展示どころではなくなったが
その隣に掲載されている晩年の夢二の写真をみて納得した。
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晩年の夢二である。
う~んダンディ
男から見ても納得の風格である。
夢二、お前の勝ちや。
嫁3人の件は素直に受け入れる事にした。
などなど、余計なダメージを受けたが、図書館の雰囲気も良く
まったりできた北九州市文学館が第5位である。
第4位 小倉城
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北九州、ひいては小倉観光をするならここを外すわけにはいくまい。
という事で小倉城が第4位である。
加えてたまたまわっしょい百万夏まつりとドンピシャで日程が重なっており
城下では賑やかな出店の展示も見ることができた。
さて、小倉城内は単に城のみの展示という訳ではなく
様々な体験コーナーや、北九州ゆかりの宮本武蔵の展示など
ちょっとした歴史博物館の様になっていた。
以前彦根城や岡崎城に行った時には内部にはここまで展示はなかった気がするが、ここら辺は城ごとにカラーがあるようである。
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終末のワルキューレを読んだ後だと
小次郎を応援したくなる。
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着替えコーナーなどもあった。
![](https://assets.st-note.com/img/1723264578935-3NpclZGjl6.jpg?width=1200)
茶道好きの城主細川忠興の意志が
現代にも受け継がれているのを感じる。
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雅な雰囲気である。
日本人なら誰しも憧れるのではないか?
虫が出るとか手入れが面倒とかあるだろうが
これはロマンというものである。
結構見どころも多く、小倉駅からも徒歩10分程度の立地にあるので
アクセスもしやすいポイントである。第4位である。
第3位 TOTOミュージアム
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ここはオススメ
駅周辺の観光スポット何があるかなと探したときに
見つけた時から行きたいと思ったし、実際行ってめちゃ良かった場所である
ちなみに4位以下は今後2回は行く予定はないが、
ここからは誰かをまた連れていきたいと思えるスポットである。
少なくとも北九州旅行に誰かと行くとしたら
私はまたここに来る。
それくらいのポイントである。
ちなみに今回、10か所くらいの観光地を巡ったが
当初予定していた門司港の方はいけなかったし
小倉駅近くの漫画ミュージアムにも行けなかったので
あくまで行った中での感想にはなるがそれでもここはまた来るだろう。
TOTOミュージアム、ぜひとも誰かと共有したい空間である。
まずなにが良いって、入場タダの所である。
企業としての宣伝の意味合いで展示しているのだろうが
その姿勢は非常に好感が持てる。
それでいて無料のクオリティではない。
フツーにちゃんとした博物館に行ったときくらいの満足感がある。
1階と2階に分かれており、1階はTOTO商品の展示フロアとなっており
2階はトイレの歴史に焦点が当てられた、
TOTOという企業の展示館になっている。
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商談スペースもあり、さながら自動車の販売店の様
キッチンやトイレ、お風呂等様々な商品が触れられる形で展示されている。
![](https://assets.st-note.com/img/1723265486449-WmEhIqCXlu.jpg?width=1200)
家にあったらこんな感じというのをイメージしやすい仕上がりになっている。
1階の展示部分は実際の商品が並べられており
生活空間のイメージがわきやすいようになっている。
2階部分はTOTOの象徴というべきトイレの歴史が
余すところなく展示されている。
ここまで高密度のトイレの知識を入れられる場など
ここを置いて他にあるまい。
トイレの英才教育、夏のトイレ集中講座である。
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Ver 3.0くらいのもの
嫁はこれを見てお洒落と言っていたがお洒落か?
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無邪気なものである。
ぜひ今度連れていきたいものである。
古い便器も展示されていたが、写真を撮り忘れた。
そっちの方がインパクトがあったのにと思うと惜しい事をしたものである。
ちなみに展示館のトイレも利用してみたが最新式のトイレが設置されており
とても居心地が良かった。まさにトイレの為の展示館である。
ただトイレの進化はやりつくした感がある。
これ以上上は存在するのだろうか??
傘が1000年前から大差が無いように、トイレもゴールに達したんじゃないか
展示館ではトイレ100年の歩みと題すべき
旧式のトイレから現代に至るまでのトイレが展示されていた。
確かに旧式の木の器に入れて後でくみ取るようなヤツとか
古いアパートなどにある、極寒のトイレなどは改善の余地が
ありそうだが、今現在のトイレは特にこれ以上の不満が無い。
トイレも行きつくところまで行った感はあるので
この先は、便器の外に小便をこぼす輩などを自動で感知して
飛び散った小便を自動でふき取る機能などを付けてほしいものである。
第2位 スペースワールド駅周辺
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街並みものんびりしていてとてもすごしやすそう。
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真夏日だったがプールフェスタがあり親子の声で賑わっていた。
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駅からここまで徒歩5分
いや周辺ってなんやねんと思われると思うが迷ったがこういった形にした。というのもこの北九州の小倉駅直前にある、八幡市のスペースワールド駅の
周りの環境そのものが大変すばらしいのである。
ここについては好みがあると思うがまず、駅近は言うまでも無いとして
都市間高速ICも近くにあり、かつアウトレットモールとイオンがある。
それでいてこのゆったりした雰囲気である。
こんな所があったのか??国内に。
ここの近くに職場があれば私は一生ここに暮らす。
少なくとも子育てを行う上でこれほどいい環境は無い。
これについては後述するが、近くに博物館だの科学館だのも充実しているのである。しかも北九州市内なので博多へのアクセスも悪くない。
一度小倉に出る形にはなるが、小倉から新幹線で博多まで15分だし
特急を使うなら隣の八幡駅から30分程度である。
非の打ちどころがないではないか。こりゃ~素晴らしい立地である。
関東のベットタウン等もこんな感じの環境なんだろうか。
等々の条件が重なりココが第2位である。
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子供も大人も楽しめる環境が素晴らしい。
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子供向けの科学教室が行われている他
無料で使える図書館兼自習室がある。
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なんと企業主催でやられている様子。
八幡市の子供の未来は明るい。
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昔は公害の街として有名だったが改善の歴史が展示されている。
全くいい街になったものだ。
ここの入場タダの上に自由に使える図書館併設で素晴らしい。
さて、満を持して第1位である。
そもそもこの記事はこの1位の素晴らしさを紹介したいが為に
書いた記事と言っても過言ではない。
ここはもう本当に感動した。ちなみにここに行ったのは
産業医講習が始まる前だったので心底感動して
ウッキウキだったのを覚えている。その後地獄を見るとも知らずに。
まあここで楽しい思いをしたからこそ乗り切れた1週間だったかもしれない。そんな堂々の第1位はコチラである。
第1位 いのちのたび博物館
なんだまた博物館かよと思ったあなた。
しょうがないだろう、クラブやブティックなどと
夢二みたいな陽の者が行くような場所には私は行けないんだから。
私のような日陰者はそんなトコに近づくと蒸発してしまう。
一応今回の旅行中、わっしょい百万夏まつりの花火大会という
パリピが集まりそうなイベントにも行ってみたのだが
周りがカップルだらけで辛くなってきたので
途中で帰ってきてしまったのである。
従って花火大会はランキング圏外とした。
人によってはもっと上位になるかもしれない。
とにもかくにも私の様な隠獣はゆっくり自分のペースでみられる
博物館などの方が落ち着く。
そんな中でこのいのちのたび博物館はまさに圧巻と言える博物館だった
まず特筆すべきはその圧倒的ボリュームである。
まずここまで中身が詰まった博物館をこれまで見たことが無い。
普通の町の博物館をイメージしてもらい、それが並盛だとすると
この博物館はキングサイズ2個分である。それくらいボリュームが違う。
中を歩きながら驚いてしまった。まだあるの???が23回くらい続くのである。もちろんこれはいい意味での驚きである。
そもそも普通の博物館は何かしらテーマを決めてその事を掘り下げるものが
多いように思う。環境ミュージアムしかり、スペースラボしかり
竹久夢二展しかりである。
その事を深く掘り下げたとしてもある程度規模は知れたものだろう。
大体1時間くらい居れば満足するというものである。
このいのちのたび博物館はそれが10セットくらいある。
普通の博物館で扱っているテーマ×10個分くらいあるという事である。
つまりいのちのたび博物館を切り分けると10個新たな博物館を作ることも
可能という事である。これでこの博物館がどれだけ膨大なボリュームを
持っているかが伝わっただろうか。
パリのルーブル美術館やニューヨークのメトロポリタン美術館なども
1日で見切れないくらいの展示があると聞く。
(行ったことが無いのでわからないが)
だがこのいのちのたび博物館はそんなボリュームのモノが
プラっと北九州のとある街に配属されている所である。
これはすごい。なんでもない所でハリウッドセレブに出会った気分である。
とにもかくにもそのボリュームには驚かされた。
それでいて展示全体の質も高い。
見た目はキングサイズで味は叙々苑である。
この満足感は計り知れない。
これが博多市内や小倉市内にあったとしてもなお私はここを1位にしただろう。たださらにこの博物館を輝かせるのがこれがスペースワールド駅の近くにあるという事である。
全く八幡市、どこまで魅せるというのか。
暫定国内理想の街ランキング私の中で第一位である。
それくらい素晴らしい環境と言える。
さて、ダラダラ喋って写真は一枚もないのかよと思われるだろうが
めちゃめちゃ撮っている。
今回大体観光地と呼べる場所は10ヵ所前後よったが、
いのちのたび博物館でとった写真数>他の場所でとった写真数である。
別に意識的に撮ろうとした訳ではない。
中を歩いていたら自然とそうなったのである。
という訳で本当に素晴らしい環境だった。
結局写真ナシかよと思われるかもしれないがナシである。
これについてはもう詳細を述べようものなら本当に終わらなくなってしまう
是非自分の目でも確かめてみてほしい。
今後コロナが落ち着いてまた産業医科大学で講義が行われるようになるとしたら小倉より八幡の方が近くなる。
その際はこのスペースワールド駅、もといいのちのたび博物館の存在を
思い出してみてほしい。きっと後悔はしない事だろう。
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