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一人暮らし女性がコロナ陽性になって回復するまで①発症


2022年8月某日、コロナ陽性の診断を受けた。


4月に地方から都会に引っ越してから、いつ自分がそうなってもおかしくはないと思ってはいた。が、少なからずショックもあった。
しかし、少しばかりの年の功と、事前に色んな人の経験談を見聞きしていたおかげで冷静に対応できた部分もあったと思う。

以下、身バレ防止のため日付などぼかす部分もあるが、当時の所感をなるべくそのまま綴りたいと思う。

前置き

2022年の7月から8月にかけて、日本国内では再び感染者数が急増していた。
7月下旬には東京で当時過去最多の4万人超を記録し、8月に入ってからも都市部では3万人や2万人という数が報じられている。
私の地元も、今までは1日に3桁後半でも多いなという印象だったのが、この頃には2〜3千人を常に記録していた。

私の仕事は完全に内勤のデスクワークで、接客等で不特定多数の人と関わることはない。オフィス内でもデスクの配置など、感染対策はされている方だと思う。ただし毎日片道30分程度の電車通勤をしている。


1日目(発症したと思われる日)

朝から熱っぽく、喉の痛みも少しあった。
何度か体温を測定したが、36度8分〜37度2分くらいでとても微妙だったため、ロキソニンを飲んで出勤した。ここ最近夜になると体の火照りを感じていて、前日の夜に測った時は36度台の後半だったので少し嫌な予感はしていた。

ロキソニンが効いたのか、仕事中は熱っぽさはなかった。ただ、小さな咳が1日中続いたのと、冷房とは違う寒気を感じたため風邪かもしれないと思い、帰りにドラッグストアで市販の風邪薬と、なんとなくOS-1を購入した。(前日には自分にしては珍しく頭痛もあった。)咳は出ていたが、喉の痛みはこの時には少しずつ軽減していた。

帰宅して食事を終え、買ってきた風邪薬を飲んだ。しかし、寝る前になって体温が上昇しているのが分かった。
22時27分に39度、23時7分に39度2分だった。発熱相談センターを調べたところ、ありがたいことに24時間対応だったため電話をした。

直近の体温や服薬など状況を伝え、明日予約できる近隣の医療機関を3つ紹介してもらう。「予約の際は、相談センターから紹介された旨を伝えること」、「"コロナ"ではなく、"熱がある・喉が痛い"ので診てほしいという伝え方にすること」、「医療機関までの移動には電車・バス・タクシーは使わないこと」など、諸注意の説明を受けた。また、3つとも予約が取れなかった場合は自力で探すことになる。その際はこのWebサイトのここから検索して…といったことも教えてもらう。
そして、今夜はひとまず解熱剤を飲んだり、体(首や脇の下、鼠蹊部など)を冷やして休むよう言われた。

電話を切った後は紹介してもらった医療機関の詳細を調べたり、数日以内に対面で会った人へ連絡をしたりした。

紹介してもらった医療機関のうち一軒はあまり評判が良くなかったため、残りの2つのうち開院時間の早い方から連絡することに決めた。

体を冷やすものが家に無いため、まずはネットで「冷やしタオル」とか「ペットボトル」といったワードで検索してみる。某コーヒー飲料のペットボトルは小さめで使い勝手良いという情報を得るなどした。

コンビニへ行き、熱冷まシートや冷却シートを購入した。さっき調べたコーヒー飲料も売っていたので2本買った。予想以上に欲しかったものが調達できてありがたかった。
帰ってから購入品で体を冷やした。コーヒー飲料は中身をとりあえず水筒に移して、水を入れて冷凍庫へ。小さめかつ細めのペットボトルは確かに使い勝手が良いと思った。

1時23分時点では37度6分まで下がっていた。ロキソニンを飲んで寝ようとしたが、熱で中々寝付けず、寝たり起きたりを繰り返した。

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