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一人暮らし女性がコロナ陽性になって回復するまで③3日目


2022年8月に自宅療養した記録です。
1日目はこちら



3日目

深夜2時前に一度目が覚めたが、起床時刻は7時28分。この日は早起きだった。
7時32分に測った体温は37度4分。かなり熱がさがった。お薬の力は偉大である。


朝食に残りのパン2つを食べた。今日もまた、飲み込むたびに痛みが走る。喉の中に剣山があるかの如く痛い。

もう3日くらいお風呂に入っていないので流石に入りたいと思ったが、昼間は入る元気が無かった。
お風呂場の前まで行って、お風呂って工程多いなと思った。服を脱いで、お湯を出して、髪や体を洗って流して、拭いて、着替えて、髪乾かしたりして、という工程がこの時に私にとってはとてもハードルが高く感じた。

14時に36度7分。お昼は食べる気にならず。
15時55分、アイスを一つ食べた。
16時7分に36度6分。

アイスのせいか分からないけれど、夕方にお腹を下した。

五島うどんなら食べられるかも知れないと思い、50グラムだけ茹でて19時ごろ食べた。美味しく食べられてほっとした。食後にまたアイスを食べた。

0時3分に36度7分。
日付が変わってからお風呂に入った。3日ぶりにシャワーを浴びてさっぱりすることができた。

咳が出て寝付けないまま、午前2時を迎えた。ベッドに横になりながら映画を1時間弱(途中まで)観た。その後もやはり咳が出ていた。



昨日から今日にかけて、熱に加えて喉の痛みに悩まされていた。
確かこの時に鼻づまりもあって、でも喉が痛いのでおちおち唾も飲み込めず、更に咳も出るのでとにかく寝付けなかった。
口に唾液がたまったり、痰が絡むたびに洗面所に駆け込む。1日に何回も洗面所と部屋を往復する生活が、このあと数日続くこととなる。


まともに声が出ないので、「仮に今、宅配で食料を調達しても、受け答えできないじゃん」と考えたりした。

ちなみに、“コロナで自宅療養”というと、公的機関からの物資の支援を思い浮かべる方も多いかも知れないが、私は利用しなかった。
好き嫌いが多いので食べられないものが入っていると困るし、量的に食べきれないのも嫌だった。
それだったら自分で好きなものを食べたいし、もっと必要な人のところへ届いた方が良い。


話が逸れたが、そんなこんなで寝付けないまま、3日目の夜は更けていった。
この時が一番辛かったかも知れない。

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