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ゆらぎ1/fが自分で表現できたら楽しいだろうな♫

練習中のギロック作曲/森の伝説をレッスンで
見ていただきました。

『だいぶ譜面通りに弾けるようになってきたから
もっと弾き込んでいって
“ゆらぎ“を出していけたらいいですね。』
とアドバイス頂きました。

『森の伝説』は和音が並んでメロディーになっている感じの曲なのですが、
その和音を掴むのに必死で
ジャーンジャーンジャーンジャーン♪って
弾いていたから
単なる音が並んでるだけみたいに聴こえるだけで
音楽的じゃないし、なんだか変なんです。

拍感がわからなくなるので
『1、2、3、4』って頭の中で拍を数えながら
弾いていました。

そっか、こういった情景的な曲には
“ゆらぎ“が必要だったんだ。

“ゆらぎ“って
小川のせせらぎ
きらめく木漏れ日
小鳥のさえずり
風の音
波の音
蝋燭の炎のゆれ
雨音
…など

イメージでは
何となくわかる気がするけど
一体何なのか調べてみました。

ゆらぎ研究の第一人者 東京工業大学名誉教授
武者利光さんの著書によると

“ものの変化、
そしてその変化が不規則な様子がゆらぎだ“

と書いてありました。

“微妙なゆらぎ。
ゆらぎで重要なのは
『予想できない』というところ"

人が心地よいと感じる
1/fのゆらぎは
ある程度規則性があって、
予想はできるものの、完全に予想できない。

適度に人の予想を裏切るから
心地よく感じるのだそうです。

規則性があり過ぎると
単調になって飽きてしまい

規則性がなさ過ぎると
騒音のように不快に感じられる。

なるほど…。

“ゆらぎ“が自分で出せたら
心地いいだろうなぁ。

“ゆらぎ“を意識して
練習してみよう♫

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