アフロという選択

「髪がストレートすぎるのが悩み」という美女がいました。一方、定期的な縮毛矯正に悩まされている女性も多いこの世の中。女性の場合、ないものねだりが絶えないですね。

自分のコンプレックスをさらしてみると案外、好評だったりすることもあります。ドラマの世界ですが、『凪のお暇』の黒木華ちゃんの髪型が「フワフワでカワイイ」と評判です。

初めてビジュアルを見たとき、稲垣えみ子さんの人生がドラマ化されたのかと勘違いしました。

あの方はくせっ毛ではなく、アフロみたいですけど。

で、アフロにしたらモテはじめたと著書に綴られていました。

凪ちゃんも、ドラマとはいえ、人間関係の流れがだいぶん変わってきています。

見た目を変えることで周囲の「気になる」が渋滞するだけでなく、自身の行動にも変化が生じているのではないか、と思います。

女性って、ある程度の年齢になると、手入れがおっつかなくなるんでしょうか、ショートヘアにする方、多いですよね。

以前よく通っていた喫茶店のスタッフの子から聞いた話を思い出しました。

彼の友だちが働いている美容室に、お年を召した女性がいらして「アフロにしてほしい」とオーダーしたそうです。

でも長さが到底足りず、希望通りにならないと伝えたいところ「それでもいい」と。

素直に応じてくれないので仕方なく遂行したら、やっぱりアフロにならなかった─というか、どう見てもパンチパー…

いう通りにしたとはいえ、「絶対、怒られる」とビクビクしていたら。

「なるほど、こんななるんや」

と、お金を払って、店を後にしたとか。

話がそれましたが、バッサリ切る前にアフロにしてみるのはどうでしょう？白髪まじりも気にならないかも。

グレイヘアってある意味、ありのままだけど、その前にちょっとあがいてみたい気もします。