社会人半年

今日で9月も終わりらしい。
気づけば社会人生活半年を迎えていた。

ちょうどいい区切りだから、社会人になって何を得たのかと何を失ったのかについて考えてみたい。

何を得たか。まずお金。どんなにバイトに明け暮れた月でも学生の頃の収入は今の半分以下だった。次に知識。研修を通して嫌でも身に付く。経験。これはまだそんなに得られた感覚はない。

何を失ったか。正直なところ、自分ではわからないというのが本音。人間、何があるかにはすぐ気がつけるのに、何がないか、無くなったかについては存外気づけないものだ。
飲み会をしても終電を死守するようになったり、深夜に散歩してアイスを買いに行くことが減ったり、1日中布団の上でダラダラすることに少し罪悪感を覚えたり、いつの間にか友だちと仕事や結婚について話すことが増えていたり、好きだった音楽に胃もたれするようになったり。

きっといろんな変化が起こっている。
その中でいろんな何かを失っている。

このふわっとした喪失感もこうやって文字にしておかないと、半年後には自分の中からなくなってしまっている予感すらある。

必然の変化なんだろうけど、なんかちょっと寂しいね。

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