息子から学ぶ。「十分満足すれば、納得する。」
こんにちは。にこままです。
お天気が良くなってきて、公園遊びもエンジンがかかってきました。
母である私の手の甲は、いつの間にか、半分、色が変わっていました。
上着の長い袖が、手の甲を半分隠していたので、
指の肌色と、手首の肌色が全く違います。
今頃になって、日焼け止めを塗り始めました。
ほぼ毎日の公園遊びに、
いつもと違った交通公園に行ってみよう!と行った交通公園。
たくさん乗りものに乗りました。
母の懐事情も
「足りるか?」
というくらい、乗りまくりました。
いよいよ帰ろう、となった時に、
駐車場近くにあった、電気カート(パンダや車などの格好をした、ゆっくりした動きの乗り物)に、興味が移り、乗りたいと訴えてきました。
「最後だよ。」
と言って乗ったものの、
何度も繰り返し乗りたがる息子に、
「本当に最後だよ。」
と言って、2回目に乗りました。
その後、まだ乗りたい、と言うので、
「もう、いろいろな乗り物に、たくさん乗ったから、だめだよ。」
と言うと…。
泣いて、ゴーカートにしがみつきました。
こうなっちゃうと、母も意固地になってしまいました。
「だめ」と「乗りたい」の攻防戦。
私も、困ってしまいました…。
わんわん泣いて、抵抗する息子。
本当に困ってしまいました…
しかし、
泣き叫ぶ我が子をだっこしながら、
息子と笑顔になるために、遊びにきたのに、
「なにしてんだろう。」
と、ふと思ったのです。
「ごめんね。泣くために来たんじゃないものね。
一緒に楽しく乗ろうよ。にこにこ!」
と言って、乗りものに2人で乗りました。
乗り終えた時、
息子がどう動くのだろう、と思い、
様子を見ていました。
そしたら、
自分で降りて、駐車場に向かって歩いていきました。
小さな時の、小さな満足感を、大事にしてあげたい。
私は、小さな時から我慢をしてきた子だった。
自分の欲求を押し通す前に、
母親にだめと言われれば、自分から引っ込める子だった。
聞き分けのいい、「よいこ」と家族に言われた。
手がかからなかった、と。
やりたいこと、好きなことを、
小さな時から我慢させたら、
いびつな大人になってしまう。
できる限り、満足するまで付き合ってあげよう。
小さな時は、あっという間だ。
満足すれば、納得して、次のステップに
自分から進むのだ。
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