たにんじく
たにんじく じぶんじく
この言葉を初めて聞いたときに
衝撃が走った。
軸、とか考えたことなかったけど、
自分じゃない場所に軸を差して
物事を考えていて、
そのことで苦しくなっていたことがあったから。
じぶんじく
を意識するということは、
自分に対して、
「みなみはどうしたいの?」
「みなみはどうおもうの?」
を問いかけることにしている。
ただ、
ちょっとだけ気になるのが
“自分軸” “他人軸”
という言葉だけが一人歩きして
「わたしって他人軸だからダメだよね」
と落ち込んじゃう、自称他人軸のおともだち。
わたしは昔から友達に恵まれてきた。
自分のことよりもまず他人。
そんな友達想いの友達ばかりで、
わたしも友達のためならばと
全てを投げ捨ってもよい✨
という潔さをもっていた。かつてはね。
そんな自分のことも好きだったりもした。
でも、
あの頃時々、
寂しい思いもしていた。
「わたしは、〇〇のためにやっているのに、どうして〇〇はわたしのためにやってくれないの?」
他人軸の脅威はここにあるのではないか。
誰かのためにするってのは、
少しずつ、少しずつ、ずれてくる。
「わたしは、わたしがやりたいから、いつも〇〇に感謝しているから、今日は〇〇のためにやりたいんだ!」
やっていることは変わらなくても、
自分に軸を持ってこれると、
相手に見返りを求めたり、
傲慢になることもなく、
むしろ感謝の気持ちをもって行動できるんじゃないかな。
自分の中で、考え方を切り替える。
この技、口で言うほど簡単じゃないけど、
でも1回できたら
2回目もできるし、
何度も意識してやっていくうちに
自然と、スイッチを切り替えられるようになるんじゃないかな。
相手に寄り添うことができる
って、とっても素晴らしい才能だから
「わたしって他人軸だからだめだよね」
はちょっと違う気がする。
自分の良さを認めて
いつも他人のために
軸をひょいひょいっと
他人から他人へと動かせるあなたなら
きっと自分のために
自分に軸を差し直せると思う。
じぶんじく、たにんじく、
という言葉は、決してあなたを評価するための言葉じゃなくて
あなたが楽に生きる心の持ち方のヒントになる
パワーワードだと思う。
じぶんじく に 切り替える
ことで、
ちょっと気楽になったり、
ちょっと楽しくなったり
してくれたら嬉しいなあ。
と思って大好きな友達想いの友達数名のことを思い描きながら書いてみました。
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