滝沢歌舞伎ZERO 2020 The Movieを初めて観た率直な感想。(ネタバレあり)
Snow Manの集大成、看板舞台でもある滝沢歌舞伎ZERO。
良くメンバー間でも話に出てくるし、
ファンになったからには一度は観てみたい。
と思っていたところ、コロナの影響で2020年の舞台公演中止→そして映画化へ。
ファンにとっては、チケット争奪戦に巻き込まれず、誰もが映画館で観に行ける状況。まさに「災い転じて福となす」。
さっそく行ってきましたよ〜。しかも舞台挨拶ライブビューイング付き!
率直な感想は、
1. 向井康二の演技が上手い
2. 全体のストーリーが良くわからない
3. 一生懸命さが伝わり胸が熱くなる
でした。
振り返ってみてすぐに思い出すのは、こーじってこんなに演技が上手かったんだ、という一点。
声の出し方、目の動き、表情に凄み・迫力を感じて、見入ってしまった。自分でドラマ班だとおちゃらけているけど、本当にそうだったんだと感動した。
今後、ドラマ・映画で見ない日がない時が来るかもしれない。
しかし、ストーリーが謎だった。最初の未来都市のくだりでグッと掴まれたが、急に桜の花びらがどーんと降って、「ひらりと桜」のパフォーマンスが始まる。かと思えば、9人の殺陣シーンが続く。
ん?本人たちは誰と戦っているの?
ここは未来都市なのか?
よく分からないまま、仮面を付けためめ、ひーくん、こーじの3人のパフォーマンスが続き、そして「Maybe」のラウールのダンスを見た時点で考えるのをやめた。
これは、ストーリーを楽しむものではなく、各演目のパフォーマンスを感じるものなのかもしれない。
そう自分の中で整理ができた時点で、やっと映画の中に入っていくことができた。
ラウールのお尻ちっちゃい!
こんな大きな画面で!やっぱイケメン!
歌うまー!
だてさまフライングの世界観!好きー!
腹筋!!腹筋!!きつそう!みんながんばれー!!
という感じで楽しめた。
そして、これはいい曲だな〜と思ったのが「Black Gold」。
今後そのままMVになるのかな?と思うくらいの作り込んだ映像も良いし、歌が何よりも良い。4thシングル表題曲にならないかな。売れそう。
そして、唯一ストーリー性を感じたのが、「鼠小僧次郎吉」。
ふっかのお丸さん、あべちゃんのあべぞうは観る前からその存在は知っていたので、あ、こういうキャラなのね、という答え合せが楽しかった。
さっくんとしょっぴー演じる金さん銀さん、なんてかわいいのっ!
そしてここで、こーじの演技力に見入ってしまった。ヒール役として出ていたが、本当に悪い人に見えて怖さも感じた。
もちろんみんな演技凄いけど、特にこーじの演技が良かった。なんだろうか、本当に良かった。
そして最後は、壮大な曲「WITH LOVE」のパフォーマンスで幕が閉じた。
正直、最初は「?」と思うところが多かったけれども、それが「舞台でも映画でもない」「新しいエンターテインメント」というキャッチコピーに集約されているのだろう。
タッキー主演時代の滝沢歌舞伎は見たことがない。もちろん本物の歌舞伎も見たことがない。そんな私も戸惑いながらではあるが、本人たちの一生懸命さに誘導されながら楽しむことができた。
一生懸命さは人の心を動かすのだ。
そして、また観たい、とも思った。こういうものなんだ、と分かった上で観ると、またさらに楽しめるのかもしれない。
そして!!
私にとってはもう一つ緊張していたことがある。
それは、初めてSnow Manのファン(スノ担)を生で見ること。
いつも、SNSの中だけしか知らなかったスノ担さん。実際はどんな雰囲気なんだろうとドキドキしながら映画館へと足を運んだ。
うん、みなさんキレイめ系の落ち着いた感じで、オトナ女子という印象だった。
遠くからみるとこんな感じ。
みなさんが、映画館へ向かっている姿。
信号待ちしてた後ろの男性グループが「え?何?女の人ばっかり!!今日何かあるの?」「俺もついて行きたい!笑」「ほんとに何?」と騒いでいたのがほほえましかった。笑
それぐらい迫力があった。似た属性の集団の力。
最後のライブビューイング!
これも人生初経験。丸の内ピカデリーでの舞台挨拶を全国120館の劇場で生中継するというもの。
映画が終わったあとに、続けてリアルタイムで登壇する様子を観れて、臨場感あふれて期待以上のものだった。
自己紹介から始まり、舞台の裏側や質問に答えたりとあっという間の時間だった。
映画館内では、特にラウールの言動でどっと笑いが起きていたのが印象的だった。
Black Goldの撮影場所、ふっかさんファンへの考慮、しょっぴーの真似、ファンへのコメントを邪魔される姿など。
ラウールってパフォーマンスだけでなく、コメントも人の心を動かす力があるんだな、と新たな発見だった。
また、ファン以外の男性の方が初見で見た感想のブログも発見したのだが、これは読んでいて楽しかった。
深い考察とフラットな感想とセンスの溢れた語彙力に、そうそう!と共感したし、腹筋太鼓の「チラリズム脇」は、まさにその通り、言語化ありがとう!!!
このように新規ファンでもファン以外でも楽しめる新しいエンターテインメント。
本当にいつも思うけど、たくさんの初経験をさせてくれてありがとう。ムビチケなるものも初めて買ったし。
グッズはペンとパンフレット以外は売り切れてました。なにより購入制限が設けられてたことがすごい。
2021年4月からは本拠地の舞台でやるそうなので、今度はチケット争奪戦に参加してみようと思う。
純粋に、生で彼らのパフォーマンスが観たい。
たぶん倍率は大変なことになるだろうけど、挑戦する!!!!
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