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グローバル化とは真逆の生き方

これからの私達国民の生活はどの様に変化していくのか。

このご時世によく聴くワードとして『免疫力』という言葉がある。
それはウィルス自体に対しての体の免疫力だったり、このグローバル化が進む時代の生き方に対してのものだったり様々である。

とある学者が言っていたのは、結局日本はこれまでグローバル化!グローバル化!と叫んできたが、いざ今回の件で海外に固執してきたものはみんな潰れている。「これからはもっと小さく、少し割高でも日本の物に目を向けるべきだ」と話していた。

食べ物にしろ、機械類のパーツにしろ、日々の生活に密接している物はかなりの割合で海外に依存している。

確かにその通りだなと思った。
私がまだ実家に住んでいた頃、母は健康の為に『国産』や『地域の農家』や『無添加』などにこだわり毎日食事を作っていてくれた。

母の中では健康に対する部分として、それらに気を使っていたのかもしれないが、今思うと国内の農家を支える事にもなっていた。恥ずかしながら、当時学生だった私はそんな事は何も考えていなかった。

この国内産の物を買うという事は、古き良き時代は当たり前だったのかもしれない。

時代が進みテクノロジーが進み、便利になって国や企業は利益の事ばかりを優先。消費者に当たる私達も目の前の豊かさだけしか見えなくなっていたのかもしれない。

良い事は沢山あるけれども、便利になる事により人々は根本的な大きな問題について頭を使わなくなってきた。


時代は繰り返すなんてよく言うものだが、もちろんグローバル化を否定している話ではなく、これからやってくる新しい時代に備え、もっと真剣に生き方を考える時代がやってきたのであると思う。


今だけでなく、未来を生きる子供達にとっても生きやすい世界を作るのが大人の義務であり、それはグローバル化とは真逆の生き方も取り入れる必要があるのかもしれない。

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