02_立ち回り考察

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立ち回りについて考察していきます。
前半はスマブラ全般に関する立ち回りで重要なことを二つ書きます。一つ目はライン管理、二つ目は技の押し付けと付き合わない立ち回りです。
後半はアイクを使った時の立ち回りポイントを箇条書きで書いていきます。

01_ライン管理

ライン管理と似た言葉に間合い管理があります。用語の定義として私は間合い管理はキャラ間の距離のこととします。ライン管理はステージで自分と背面の崖までの距離のこととします。

ライン、つまり自分が守りや攻めの距離調整するためのバッファーゾーンとも呼べるスペースを相手よりも多く持つことがスマブラにおいて重要だと考えています。
ラインがなくなってしまうとガードで固めるか回避かジャンプなどで避けるほかないため撃墜されてしまうリスクが高くなります。

徐々に相手のラインを詰めていき逃げ場をなくすことができればこちらに撃墜のチャンスが回ってきます。圧をかけるとも言いますがいつでも撃墜できる技を追い詰めた相手にちらつかせることで相手はひるんで固まるか隙のある行動をさらすことがあると思います。そこにこちらの撃墜技をいかに当てることができるかがポイントです。

時には相手の攻撃を避けるためにラインを減らさざるを得ない時もあると思いますが、むやみに減らすことは避けることが大切です。相手から攻撃を仕掛けてもいないのにラインを減らすことは悪手です。(遠距離キャラは除く)

相手のラインを詰めて撃墜のチャンスを狙うことと減らす必要のないラインは減らさないことがライン管理で大切だと考えます。

02_技の押し付けと付き合わない立ち回り

技の押し付けは相手の嫌がる行動をすると同義だと考えています。つまり引かざるを得ない、回避せざるを得ないなど相手にとって不利に働く行動をとらせるためにこちらが有利な技を相手(相手の間合い)に押し付けることで有利展開をつくり出します。

逆をいうと相手から嫌な攻撃を仕掛けられたときに無理に付き合わない選択をとることも大事になってきます。下手に突っ込まなくても良い展開で相手の間合いに入り込むことで返り討ちにあってしまっては元も子もありません。冷静に状況を判断し、無理に相手の誘いに付き合わないことが大切です。

03_立ち回りポイント(アイク編)

(1)その場から相手に向かってジャンプしない
相手に向かってジャンプすると相手の置き技に当たってしまう。その場で垂直ジャンプか引きジャンプ、もしくは引きステップから相手に向かってジャンプするようにする。空中攻撃を最速で出すのであれば相手に向かってジャンプしても良い。

(2)崖に長く掴まっている相手にはステップ下強
崖掴まりで様子見している相手にはステップで下強を狙う。無敵が切れていればその場上がり、ジャンプ上がり、回避上がりにも当たることがある。%が溜まっていれば空前で撃墜を狙うこともできる。そのため崖上ではステップで下強が当たる位置で相手の出方を観察する。

(3)浮かせた時の空上は相手の上空を狙う
%が溜まった状態の空Nなどで相手が上空にいるけれど確定しない時に相手に当てようとして空上をしてもタイミングがわかりやすいので回避されてしまう。最速で二段ジャンプをしてもわかりやすいので台を経由する、二段ジャンプにディレイをかけるなどで相手の上空に空上を置くようにすると相手のジャンプや回避に刺さる。

(4)相手の着地には居合いを合わせる
離れた位置に着地しようとしているキャラはアイクなら追い付かない攻撃されないと油断していることが多い。ステージ半分くらいであれば居合いを溜めれば射程範囲なのでジャンプ消費しているキャラには狙うようにする。カウンター持ち、多段ジャンプ、掴み吸い込み系の技を持っているキャラは各種注意する。

(5)相手の着地や受け身には掴みを通す
相手の着地や受け身に合わせて相手に向かってダッシュするとDAを警戒してガードで固める人が多い。なのでガードで固める人には掴みを通せるようにする。

(6)斜め上から空前、空Nを押し付ける
相手の攻撃などに対して斜め上から被せるように空前、空Nを押し付けると攻撃を避けるまたはかき消す形で有利に技を振ることができる。空前は前に進みながら出すと意外とリーチが伸びてくれる。

(7)ガードから回避読みで背後にDAを置く
ガードで固めている相手にダッシュをすると後ろに回避する人が多いので相手の背後に向かってDAを置くようにする。後半%が溜まってくると撃墜につながるため有効。回避をしない人には掴みを通す。回避せずDAをガードされたら反確なのでこちらの%も確認しておく。

(8)ガードには透かし横強
空中にいるとき空N等を警戒してガードで固める人が多いのであえて空中攻撃はせずに目の前で着地し横強を選択する。相手は空中攻撃がなかったのでガードを解除もしくは回避を入れ込むのでそこに横強が刺さる。目の前で着地するとガーキャン掴みされるので横強の当たる離れた位置か背後に着地する。反撃上Bが強いキャラには負けるので注意する。

(9)ガードお見合い時の選択肢の一つとして最速空N
ガードでお見合いになったときは最速空Nが選択肢の一つとして考えられる。前方向に判定があり発生も早いので相手にもよるが、割と勝てる場面が多い。

(10)ガード貼りっぱなしや台の上下移動で相手の動きを見る
こちらの最短行動ばかり行っていると次の動きが予測されてしまう。相手の動きを観察しタイミングをずらすことで展開がよくなる。

(11)ステップ読みで相手の前に空Nや空後を置く
相手に当てるのではなく相手が行動する先に攻撃を置いておく。空Nであれば%を稼ぐことができ空後であればバーストできる。

(12)安全側に横回避して仕切りなおす
ガードでお見合い時に相手から離れる側に横回避をして仕切りなおす。逆に相手がこちらに回避してきたらリターンを取る。

(13)下り空Nで相手の攻撃を誘い最速上り空Nを置く
下り空Nの後隙に割り込もうとする相手に対して最速上り空Nが刺さる場面が多い。

(14)遠ざかりながらジャンプして居合い
相手から遠ざかりながら間合いを取るためジャンプすると距離を詰めてくるのでそこに居合いを合わせる。

(15)着地際にカウンター
着地際に技を擦ってくる相手に有効。特に相手の%が高い時はバーストに狙える。リスクが大きいのでこちらの%が高い時などにはあまり狙う必要はない。

(16)先読みして技を置く
相手のジャンプやダッシュ、攻撃が来ることを予想して行動先に技を置くようにする。容易に相手に近づかせない、リスクをつける。

最終更新日(2022.06.26)


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