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そんなに上手くいかないってわかってたけど。

こんにちは、Ikumiです❁

仕事が安定してきたことによって、もっと長くカナダに住みたいなと思い始めていた私は永住権を考え始めました。

最初は、1年か2年の滞在と思っていてもバンクーバーの気候の良さと働く環境が魅力的すぎて、やりたいことを仕事にできている今、日本に帰る理由がわかりませんでした。


日本に帰りたくない理由

年齢的に、周りの友達が出産、結婚とライフステージが変わっている子もたくさんいるし、キャリアを積んでバリバリ働いている子もいる中で仕事を辞めて海外に来てしまった以上、もし日本に戻ったとしても「遅れを取るんじゃないか」とか「結婚のプレッシャーに耐えられない」「見た目を気にしてまた縛られて生きていくのか」など日本に帰ることに対してネガティブな感情を抱いていました。

もちろん、日本には家族や友達がいて、ご飯も美味しいし、安全で良いところをあげたらキリがないけれど、色々な思いで日本を飛び出してきて、今ある環境に満足してしまっていると、たまに帰るくらいがいいかも。と思っていました。

さらに働く環境にいたっては、日本にいた頃に残業しまくりの毎日が忙しく仕事をする為に生きる。みたいな環境に比べると、残業ゼロでアフター5をちゃんと楽しめて、自分の時間がたっぷりあるカナダで働いてしまうと、もう戻れない。。と思ってしまいます。日本で社会人経験がある方はきっとどこか同じ思いがあるのでは・・と思います。

永住権への前向き検討

ということで、永住権を視野に入れ始めました。もちろん前々から少しずつ考えて、調べていたものの、本格的に考え始めたのは入社して1か月頃のタイミングでした。上司から、今後のことについて前向きに検討している話を貰えたからです。つまり「ビザのサポートができると思う」ということでした。面接をしたときには「今ここで、サポートできるとは言えない」と言われていたので、自分のパフォーマンス次第で変わるかもしれない、とにかく頑張って働こう!と意気込んでいたものの、すぐにその話を頂けたので驚いたものの、嬉しかったです。

上司から管理部の方へ話をする際にスムーズになるように、永住権を取るにあたってどんな道筋があるのか、その中で一番良い方法がビザのサポートであればその方向で進められるようにしよう。と言ってもらいました。
どんな道筋があるのか、自分で知ることで何かあった時の修正案にもなりますし、可能性も広げられるのでそう提案してもらって有難かったです。

ビザコンサルへの相談と道筋案

知識がない私はとりあえず、数社のビザコンサル会社へ問い合わせを行いました。無料初回相談を行ってくれるところがあったりもしたので、Zoom等で永住権についての情報収集をしたり、自分の仕事や現在のビザの状況を踏まえてのアドバイスをもらったりしました。専門的な範囲になると有料相談となるのですが、まずは無料の範囲で「知る」ということに専念しました。

そこでいくつかの道を見つけることができました。
本当はそれぞれ詳しく説明したいのですが、今回は軽く紹介だけにさせていただきます。😞

  1. 会社からのビザのサポートを得る、LMIA

  2. ヤングプロフェッショナルのプログラム

  3. セカンドワーキングホリデー

それぞれ、メリットデメリットがある中、もしLMIAを取れた場合には永住権を取る為のスコアにプラス50ポイント加算されるのが大きな魅力でした。職場が限定される、クローズドワークパーミットになるものの、1年~2年のワークビザを申請取得でき、永住権へプラスになるのは魅力的なポイントでした。ヤングプロフェッショナルは、同じくクローズドワークパーミットになりますが、最長で2年のビザがもらえます。ただ応募できる窓口が少なく、私の条件では難しいというところが難点でした。セカンドワーキングホリデーは、オープンワークパーミットで好きな職場で働けるものの、通常のワーホリビザと同じく1年間だけとなります。

会社からの前向きな話もあった私は、「永住権に1番メリットのあるLMIAを進められたら嬉しい、でも他の方法もある」という旨を上司に話をしました。その後、管理部の方がオフィスに来る際に話をする機会を設けるということだったので、その時を待ちました。

予想とは裏腹に・・・

一度、管理部の方がいらっしゃった際に話をするタイミングを伺っていたのですが、その方の想像以上の忙しさになかなか時間を取っていただけなさそうでした。「無理に話の場を設けてもらうのもなぁ」と半ば諦めていた時に、その方から「今後どうするの?」と声をかけてもらったものの、しっかりと今後の話を上司含めて話をすることはできました。。

その後、時はどんどん流れて・・・結局話の場が設けられることはありませんでした。その時、ビザの期限は残り半年。

最初の話はなんだったんだろう。
事情が変わったなら話してくれてもいいのに。

・・とモヤモヤするばかりでした。
ただ何もしないまま、ビザの期限を待つのはしたくない!と思った私は、方向性を掴みたい、もしサポートが無理ならば、サポートなしでバンクーバーに滞在できる方法を探したい、と思いました。どちらにしてもビザの期限が半年となった今、先を見据えて動き出さなければいけないタイミングでもありました。

日本人特有の控え目さで、あまりこういう話を自分からするのは・・ととても憂鬱でしたが、自分のビザのことだし、自分で発信していかないとダメだ!と、意を決して上司に「今後のことについてご相談したいのですが・・・」と声をかけてみました。
すると、「あ~うん。」その一言で終わりでした。上司の本意はわかりません。でも話したくないということはわかりました。
状況が変わったのなら、無理にお願いするつもりはありませんでした。ただ、期限のある立場である以上、今後のことを考えるためにも状況を知る必要がありました。会社側にとっては、あまり関係ないことかもしれないし、わからないけど、とにかくショックで不信感を覚えました。
実際に、どんなことを話したいのかまで具体的に伝えられなった私にも落ち度はあったかもしれません。ただ、どちらにしても話すらさせてもらえないことが悲しくてショックでした。ビザサポートの話がなくなったのなんて正直どうでも良かったです。難しいなら、自分がなんとしてでもバンクーバーに滞在したいのなら、なんとでもなると思っていたからです。
落ち込んでいても仕方ないので、『他の道筋』で滞在できる方法を考えて行こうと決意しました。人生そんなにうまくいかない時もありますよね。

そこからは、どの方法が自分にとって良いのかを金銭面含めて考えました。冒頭でお話したいた「日本に帰りたくない」よりも「日本に帰った方が良いかも」と思う日もありました。

海外留学やワーホリって本当に山あり谷ありで、ビザについては、本当に苦労は避けられませんが期限が見えてくると焦りも大きくなりますよね。
どういう選択をするべきか、悩む日々でした。

でも、自分のビザの期限や状況を一番理解できるのは自分なので、先を見据えての行動や人任せにしないことはとっても大事なことだと思います!!

ちょっと長くなってしまいましたが、期待とは裏腹に苦い経験でした。

この後どうしたかは、また次回にしたいと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました☺

それでは。

Ikumi



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