見出し画像

それぞれの夏を超えて、関西ジャニーズJr.が向かうNEXT STAGE


どうしても関西ジャニーズJr.への思いが溢れて止まらない。この気持ちを届ける先がどこにあるのかわからないので、とにかく書いてみようと思います。

*****

2021年、夏。
関西ジャニーズJr.にとって、
そして関西ジャニーズJr.のファンにとって、
きっとずっと忘れることのない、
かけがえのない夏になった。

思い返すこと4ヶ月前、5月になにわ男子の全国ツアー、そして松竹座での夏公演が発表。7月に宮城公演を皮切りになにわ男子がツアーを開始した。その後迎える7月28日。何度となく噂され、なんとなく予測していたことが遂に現実に。なにわ男子のCDデビューが決定。そしてそのお祝いムードの中、大阪松竹座で『Summer Special2021』が初日の幕を開けた。

なにわ男子の7人が関西ジャニーズJr.から卒業する。その事実が嬉しくもあり寂しくもあり、私自身はとても複雑な気持ちだったのが本音だ。

この夏、彼らは何を思いステージに立つんだろう。そんなことを考えながら両公演を見終えた今、私の中に存在したのは「関西ジャニーズJr.が大好きだ」という揺るぎない気持ちだった。これまで彼らが築き上げてきた"関西ジャニーズJr."という集団の強さと絆を再認識し、同じ季節を過ごすことが出来た喜びで溢れている。

儚くて強くて愛おしい。
そんな彼らと過ごしたこの季節について綴りたい。

なにわ男子。
関西Jr.として最後のコンサート。


それはもう、泣かずには見ることができなかった。

それは嬉しさと寂しさ、言葉にできない色んな感情が入り混じった涙だったと思う。ジャニーズWESTがデビューし、永瀬廉くん・平野紫耀くんが東京へ実質的移籍、そしてKing&Princeとしてデビュー、その後は向井康二くんがSnow Manへ、室龍太くんが俳優の道へ。そのほか、さまざまな仲間との別れを経験しながらここまで関西ジャニーズJr.を引っ張ってきた彼らが、ようやく夢を叶える。

これまであった嬉しかったこと、悲しかったこと、楽しかったこと、悔しかったこと。これでもかというくらい走馬灯のように脳内を巡った。ずっと目指してきた場所にようやくやってくることができた。そしてそんな歴史的瞬間に立ち会うことができた。まるで夢のような現実。

一曲一曲に魂を込めて、関西ジャニーズJr.としてのプライドを持ち、これから向かう新たな場所への決意がそこにはあった。

そしてそんな瞬間を1番近くで見ることができた、Lilかんさいを含めたツアーバックのメンバー。ずっと追いかける立場だったけれど、自分達が背負っていかなければいけないという意識がさらに強まり、誰もがその姿に頼もしさを感じただろう。

正直まだ、7人がいない関西ジャニーズJr.を想像することができない。なにより、関西ジャニーズJr.として全員でステージに立つ姿はもう見れないのかと思うと、まだ寂しいという感情が湧いてきて泣いてしまう。それでも彼らはまだ見ぬ未来だけを見ていて、その表情は晴れやかで自信に満ちていて。

これまで経験してきたいくつもの思い出を胸に、関西ジャニーズJr.出身ということを誇りに羽ばたいていく姿は、まさにダイヤモンドのような輝きを放っていた。

大吾くんの最後の挨拶での言葉。

関西ジャニーズJr.ではなくなる気持ちはなくて、
それくらい楽しくて幸せな居場所でした。

いつだって振り返るとここにいた証がある。
"居場所"はいつしか"帰る場所"に。
仲間と過ごしたかけがえのない時間を胸に、
最高のスタートダッシュを切れますように。

総力戦で駆け抜けた40公演。
1から作り上げた関ジュの夏祭り。

場所は変わり大阪松竹座。関西ジャニーズJr.のホームとも言えるこの場所で始まった『Summer Special2021』。なにわ男子デビュー発表の余韻の中で、ここには揺るぎない信念と覚悟が詰まっていた。

Aぇ!groupを筆頭に、マッタン組と呼ばれる多才なグループも、まだまだ経験は浅いけれど逸材揃いのBoys beをはじめとする年下組も、28人全員が同じ方向へ向かい、一人ひとりの力を出し切り全40公演を駆け抜けた。

後出しで少しずつ分かってきた、1から自分たちで作り上げた公演だということ。企画、構成、演出、選曲、衣装、振り付け...これらを任せてもらえる信頼度と見事にやってのけるところが本当にすごい。このタイミングでのこの事実が、今後の関西ジャニーズJr.の未来は明るいと確信させてくれた。

なにわ男子がいつデビューしてもおかしくない状況の中で、「関西ジャニーズJr.全員のステージにしたい」と満場一致で先決し、その意図を一貫して作り上げ、全員を鼓舞し引っ張り続けたAぇ!groupに、私は今、圧倒的信頼を置いている。「新たな可能性を見出し、秘めた才能を開花させる」。この力は、型にはまらず進化し続けるAぇ!groupならではの強みだと改めて実感したし、そこにがむしゃらに着いていったほかのメンバーも、またひとつ大きくなれたはずだ。

なにより本人達が日々やりがいを感じながら千秋楽を迎え、「本当に楽しかった」と心から言えたことが何にも変え難い財産になったのではないだろうか。

そして夏の終わりに思うこと。

そんなふたつの長い公演を終え、関西ジャニーズJr.全員と関西ジャニーズJr.のファン全員が「今までとは違う達成感と未来への希望を見出せた」と、自信を持って言える、そんな夏だったと感じている。

この気持ちがあればきっと大丈夫。

想いを託し旅立っていくなにわ男子、
守ると決意し見送るAぇ!group、
俺たちが引っ張ると言葉にできたLilかんさい、
今に感謝し高め合い続けるマッタン組、
大きな背中を身近で見ることができたツアーバック組、
小さな体で必死に食らい付き大きく成長したBoys beと年下組。

この先なにがあっても、
この夏のそれぞれの想いを胸に、
彼らは今よりもっと高く飛べるはず。

そしてその想いは私たちファンも同じだ。

希望で世界さえも騙し続ける彼らを
もっとずっと見ていたい。
"その日を迎えたい君と一緒に"と歌う彼らの
夢見た未来に私もいたい。

永遠なんてないけれど、
永遠に続けと願いを込めて。
この一瞬を、一秒たりとも見逃さないように。

これからどんなことがあっても、
私はきっとこの夏の出来事を思い出す。

この夏に見たこと、伝えてくれた言葉、
そこにいることを誇りにステージに立つ姿、
その全てが、今の関西ジャニーズJr.としての
決意表明だったような気がしている。

奇跡のような最高の夏をありがとう。
不安も恐怖も力に変えて、次のステージへ。



さあ、新しい時代がやってくる。


画像1

画像2


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?