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関西Jr.における非公式ユニットは希望か絶望か


約1年半ぶりに、
関西ジャニーズJr.に新しいユニットが誕生しました。

名前は「AmBitious」。

現時点の情報では9人グループで
メンバーは下記の通りです。

河下楽 (12年組)
岡佑吏 (12年組)
小柴陸 (12年組)
吉川太郎 (16年組)
真弓孟之 (18年組)
浦陸斗 (18年組)
大内リオン (18年組)
永岡蓮王 (20年組)
井上一太 (20年組)

なにわ男子のデビューが決まり、関西ジャニーズJr.が新体制となる今、新しいグループの結成は待ち望んでいたことでした。ずっとバックで腐らず技を磨き続けた子達、自分の個性を活かして出番を掴む子達、実力が認められ大きな期待を背負う子達、そんな頑張るみんなにやっと順番が来ました。本当におめでとう!!!

ただ、その裏で手放しに喜べない感情が湧くのは、関西担としての宿命なのでしょうか。新グループ結成と同時に起こったのは、「マッタン冷え性」と言われる(文字にするとなんのこっちゃという名前)非公式グループの事実上の解散でした。

マッタンメンバーは下記の通り。

河下楽 、岡佑吏 、小柴陸 、吉川太郎、
澤田雅也、福井宏志朗、奥村颯太
(過去には古謝くんと今江くん)

公式のグループではなかったけれど、一緒にツアーバックを務めたり、公演前後にダンスレッスンをしていたり、本人達もこのメンバーを大切にしていて。もしかしたらこのタイミングでこのままグループ化もあるんじゃないかと本気でそう思ってたのに!うちわにもなったやん!!この間まいジャニで特集までしてくれたやんか!
なんで!?どういう意図!?と、どこにぶつけていいか分からない言葉にならない感情でいっぱいなのが正直なところです。

それはまるで、かつてのfunky8を見ているようで。

たしかに、たまたま同じ場所で活動をすることが多かっただけの集団しれない。本人達とファンが、いわば勝手に、名前をつけてグループと化していただけ。でも、メインで歌うこともなく、後輩のバックだとしても全力で踊りながら、「いつかみんなであの場所に立とう」と
同じ気持ちで同じ所を目指してきた彼らがいます。「もしかするとグループ化されるかも」というわずかな期待を胸に応援してきた彼らのファンがいます。

情でなんとかなる世界でもなければ、気持ちの強さでどうにかなる世界でもない。それは分かっています。なにわ皇子・Kin Kanという当時人気絶頂の公式グループでさえ、そのメンバーで活動し続けることは叶わなかった。身近で見ている関係者の方々が決めていることだから、私達が口出しをしていいものではないし、それなりの意図と見込みがあるはずです。

それでも、非公式グループに未来を描くのは、
ファンのエゴなのでしょうか。

こんな想いをするなら、無所メンバーを固定で括るはやめた方がいいかもしれない。不確定な事実に夢を抱くのは、自ら絶望に足を踏み入れることになるかもしれない。そう思いながらも、本人達にとって、そしてファンにとって、結束しないとやってられない感情があるし、団結しているからこそ目指せる未来がある。だからやっぱり、1人ではなく仲間と共に切磋琢磨してほしいと願ってしまいます。

funky8も今となっては、それぞれがそれぞれの道で活躍していて、これでもよかったんだと思うことができるようになりました。でもふと、あのまま続いていたら…と振り返ってしまうことがあります。

今回の出来事で、改めて非公式グループでの活動は、“未来への希望”と共に“終わりがくるかもしれない覚悟”、この相反する気持ちをちゃんと持っておく必要があると強く感じました。


消化しきれない気持ちを抱えるみなさん、今はとことん「なんで」と問いかけましょう。どこにぶつけていいか分からない悔しさや怒りは優しい誰かに聞いてもらいましょう。喜ぶ気持ちもあれば嫌だと思う気持ちがあってもいい、好きなら全部受け入れろなんて無茶です。
ファンってそういうものでいいと私は思っています。

それでも、受け入れるしかないんだから。

経緯や意図を知らない人間がとやかく言うなと言われるかもしれないけど、経緯を意図を知り得ることが出来ないからこそ、言いたいことや思うことがあります。

確かに存在した『マッタン冷え性』という超個性派7人衆の時間がこれからも続きますように。そしてそれぞれのファンひとりひとりが納得して応援し続けることができますように。実力あるみんなの活躍を心から祈っています。

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長い長い個人戦時代を終えてから約3年。

関西ジャニーズJr.にグループができ、
なにわ男子のデビューも決まり、
こんなに多くの活躍の場を用意してもらえるのは、
事務所や大倉くん、各方面の番組スタッフの方々、
その他たくさんの関係者の方のおかげであり、
なにより彼らの努力の結晶だと思います。

新生・関西ジャニーズJr.。
これからどうなっていくか分からないけど、
どんなことも追い風にして、
もっともっと強い集団になる未来しか見えません。

みんなで勝ち進みましょう。
始まったばかりのこのゲームを。

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