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1910年代を代表する香り ①

今回紹介する香水はフランスの老舗フレグランスハウス、

キャロンの『ナルシス・ノワール』です。

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ナルシス・ノワール(Narcisse Noir)

この香水は、1911年にキャロンの創業者である、エルネスト・ダルトロフ氏によって調香されました。

Q.「キャロン」って?

「キャロン」としてのブランドは、1903年にエルネスト・ダルトロフ(Ernest Daltroff)によりパリ、ラ・ペロン通り10番にて創業された。エルネストはブランド名を自身の名前にせず、パリにあった「キャロン香水店」の名前を気に入って、オーナーのマダム・キャロンより買い取って冠した。
以来、名香を次々に発表・発売し、種類は60以上になる。フランスでは正統派の香水として、女性が生涯に一度は愛用するブランドとなっている[1]。
特色として、パッケージングされた商品だけでなく、パリとニューヨークの店舗では「フォンテーヌのパルファム」といって、バカラ製の「フォンテーヌ」と呼ばれるガラスの甕からの香水の量り売りも行っており、香水の他、パウダーも発売している。
香水容器としてのボトルは、服飾デザイナーであり、キャロンの後継者となったフェリシエ・ヴァンピィール(Felicie Vanpouille)などもデザインを手がけ、バカラ製が使用されることが多い。
1982年に「キャロンブティック」として、パリのモンテーニュ通りに移った。1998年には、美容用品のパトリック・アレス(Patrick Ales)社がオーナーとなって、その香水部門となった。
(※Wikipediaより抜粋 https://ja.wikipedia.org/wiki/キャロン_(香水) )

「ナルシス・ノワール」のアコード(香りの調和)はオレンジ・ブロッサムで、ノート(香調)はフローラルブーケです。

日本では「黒水仙」の名で知られるキャロン初のヒット作で、キャロンを薬局から香水会社へ押し上げた名香であります。清楚なイメージの水仙にブラックという危険な美しさを組み合わせた、キャロンの代表作の1つです。漆黒のガラス蓋がついたインク壺のフォルムが特徴的。

現在、ナルシス・ノワールは公式HPでの取り扱いはなく、中古市場から購入するほか入手手段がありませんが、100年にわたって世の女性に愛されてきた香り、ぜひ一度試してみたいものですね。

「ナルシス・ノワール」をした「ナルシス・ブランク(Narcisse Blanc)」というフレグランスが発売されているので、香りなどが気になる方はそちらを試してみてはいかがでしょうか?

 ↓<キャロン 公式ホームページ>↓

https://www.parfumscaron.com/




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