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清掃員への思いを込めた希望のあるラベルレスボトル

私はゴミ出しの日が好きだ。

理由は、家の中のゴミが出せてスッキリするからという単純なもの。

しかしこの爽快感を味わえるのは、ゴミ収集に来てくれる清掃員の方がいてからこそ。

清掃員の方は雨の日も雪の日もみんなが休んでいる祝日の日でも欠かさずゴミ収集に来てくれる。本当に頭が下がる思いである。

私は、ゴミの分別にも興味を持ちお笑い芸人でもあり清掃員でもあるマシンガンズの滝沢秀一さんのTwitterをよく拝見している。

私もちゃんとゴミの分別が出来ているかな?と不安になると、滝沢さんのTwitterを覗きに行く。

そこで、清掃員の驚く作業を知る事になる。

清掃員の仕事は、ゴミ収集をするだけではなくて、ゴミ収集が終わったあとに清掃工場での作業があるそうだ。

そこでペットボトルのラベルとキャップを手作業で外す作業があるという。

ペットボトルのゴミを出す時にはラベルとキャップは外してから出すと思うが、自分の家の分だけ外すのにも結構手間がかかるのに、これを手作業で大量の剥がしにくいラベルを剥がし、手が痛くなるキャップを外しているなんて想像しただけでも途方に暮れる。

ゴミを出す人みんながみんな、きちんとルールを守りラベルとキャップを外してからゴミを出せば清掃員の負担も軽くなるのだが、なかなかルールは守られないようだ。

ここ最近、増えてきたラベルレスボトル。

これは色んな優しさが含まれている希望のあるボトルだと思う。

環境に配慮した商品でありながら、ラベルを剥がす手間を省く消費者への優しさもあるが、一番は清掃員に向けての優しさなのではないかと思った。

ラベルを剥がす手間が省ける事で、腱鞘炎になる清掃員も少なくなるかもしれないし、清掃員の負担がほんの少し軽くなるのではないかと思う。ペットボトルを購入する際には、消費者がこのラベルレスボトルを選んで消費する事で環境にも消費者にも清掃員にも優しくなる。

食べたり飲んだりする事でゴミが出るのは仕方のない事。ゴミに出したそのあとの事をみんなが考えられたらと願わずにいられない。

消費者の声から生まれたというこのラベルレスボトル。多くの人の思いが形になった事、その優しさが未来にも続く事が嬉しい。

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