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赤い世界

高校生の頃 人間関係から不登校になっていた時期があった。休んでも全く調子が戻らず、家族の勧めで一度精神科に行くことになった。

行ったのはいいがあまり話を聞いてくれない医者で、すぐこの薬がどうでしょう…とか言い出す医者だった(今思えばそこでもうヤバかった)薬も大量に出されて驚いたがでも精神科なんて初めてでこれが普通なんだなと思った。

それから5週間ぐらい薬を飲み続けてたけど、身体が恐ろしいぐらい太ってきたり(60から80以上になった)手が震えてきたりしてきてこれはヤバいと思い、精神科に行ったが、薬を変えられるだけで量は変わらなかった。

このままでは死ぬと思い、家族と相談し、その日から通院を止め、薬も全く飲まないようにした。これからが恐怖だった。

飲むのをやめた次の日の朝 めまいで目が覚めた。そして目の前が真っ赤だった。家の窓が全部赤黒い幕で覆われてるようだった。そしてあちこちに能面みたいな顔があるし変な声も聞こえるしもうパニックだった。ちょうど親も仕事で居なかったので助けを求められなかった うわ俺死ぬわマジかよとか思って必死に目閉じて布団にくるまっていた。

それからいつの間にか寝ていて、起きたら昼休憩で帰ってきた母がいた。その時はもう何も見えず、意外と冷静だった。マジで不思議

たぶんいきなり薬をやめたから禁断症状?のような感じになったのだろうと思う。

恐らく麻薬の禁断症状も同じ様な感じなのだろう、と思った。こわいね

皆さんも精神科、心療内科などを受診しようと考えてたら、いろんな人の話を聞き、良い医者を選んでほしい。




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