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全豪オープン優勝!大阪なおみの強み「サーブ」など徹底解説

こんにちは、ニコです。
今回は、2021年開催した全豪オープン優勝選手の大阪なおみさんについて解説します。
本記事は、大阪なおみさんに興味がある、プレースタイルを真似して試合に勝ちたい、長くこのプレースタイルで勝ち続けれるか?を知りたい
こんな方にオススメです。

また、本記事を作成した私についてですが、


・硬式テニス歴(中高大学10年)
・大阪の地区予選、優勝経験あり
・某テニススクールでコーチ経験あり

上記の通り、ある程度テニスについて知見はある方だと思います。

ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
内容は以下の通りになります。

・大阪なおみとは?
・大阪なおみの強さについて
 1, 強さのヒミツ、サーブについて
 2, サーブだけじゃない、大阪なおみの強み
・全豪オープン優勝後、今後の活躍について

 
■大阪なおみとは?
※大阪なおみ選手についてすでに知っている人は次の章からご覧ください。

簡単なプロフィールをまとめました。
・出身     :大阪市
・育ち     :アメリカ(なので、英語の方が得意)
・生年月日   :1997年10月16日
・身長     :180 cm
・世界ランキング:自己最高1位(男女合わせてアジア初)

こんな感じです。
アメリカ出身なので、すごくアクティブなイメージがあるかもですが、
大阪なおみ選手は内向的でシャイだそうです。
性格だけ見れば日本人よりではないかと思われます。

また、大阪なおみ選手が人気のある理由の一つに、インタビューの受け答えが面白く、キュートな一面です。
参考動画を載せておくので、気になる方はご覧ください。


■大阪なおみの強さ、サーブについて


そもそもサーブとは?
・プレイを始めるときに打つ最初のショット

テニスをしていく中で、大事なショットと言えます。
サーブを制するものは、ゲームを制す!と思っても良いと思います。


サーブが上手い定義として、サーブが速い、コントロールが良い、球種が多い、緩急がつけれるなどが挙げられます。
特にスピードの速いサーブは打つ選手、すなわちビッグサーバーのサーブは非常に取りづらいです。

大阪なおみ選手が注目されているのは、そのサーブが優れており、サーブの最高速度はなんと時速200kmを記録しています。
イメージで言うと、新幹線が近距離から向かってくるぐらいの速さです。(怖いですよね、、、)


女子選手の中ではトップクラスの速度、日本男子テニス界を代表する錦織圭選手とほぼ同じ速度になります。
●比較例
・セレナ・ウィリアムズ:190km
・錦織圭       :201km

この弾丸サーブが炸裂したのは2015年東レパンパシフィックオープンの初戦でした。当時、大阪なおみ選手は17歳でした。

この頃から注目され始め、世界ランク10位以内になる逸材と言われていたといいます。 

このサーブに、試合の駆け引きを覚えれば、世界ランク10位以内も夢ではないと思います。

これだけみると、「サーブだけ鍛えれば試合に勝てるの?」と思う人が多いかもですが、そうではありません。実際、大阪なおみ選手は勝てない時は何度もあります。
では、なぜ大阪なおみ選手は勝ち続けることができるのかを解説します。


◆サーブだけじゃない、大阪なおみの強み

大阪なおみ選手が全豪オープン優勝まで辿り着いたのは、前の章で話した”サーブ”以外に"精神面の強化"が大きく関係があります。

●精神面の強化
大阪なおみ選手は、これまでの試合で精神面の浮き沈みが激しいことが多くありました。

例えば、
・自分のプレーができない
・相手選手に主導権を握られて勝てる気がしない
など、思った展開とは違うことが起きている時です。

人は誰でも思った通りにならないと、イライラしたり不安になりますよね?
自分の思う通りにならないときに平常心でいることは、プロでも難しいことなんです。

大阪なおみ選手も自分のプレーができない時、ラケットを地面に叩きつけたり、泣き出したりしている場面がありました。(プロの試合ではよく見る光景です。)

では、どうやって改善していったのか。
それは感情をうまく受け入れることができたからです。

感情は上手く使うと力になります。つまり、ネガティブな感情だろうが、ポジティブだろうが抑えるのではなく、受け入れることが大切です。感情に向き合い、今の状況にどう打破するかを考えて、感情を利用することが力になります。

実際に、優勝後の大阪なおみ選手のインタビュー記事、報道などを読むと、優勝できた要因は「感情コントロールをうまくできたから」と挙げられたそうです。

つまり、精神面のコントロールは必要不可欠だということです。

■結論:サーブだけ強くても勝てないことがある。
サーブはテニスにおける強力な武器です。しかし、サーブの調子が悪い、自分のプレーができてないなど、調子を崩すことは少なくありません。  
そんな時こそ、自分の感情に向き合ってコントロールすることが大事です。
つまり、サーブだけでは勝てないということです。


■全豪オープン優勝後、今後の活躍について

結論から言うと、今後も4大大会(グランドスラム)で、大きく活躍していくのではないかと思います。

全豪オープン優勝した経験は、どの経験にも優っているからです。大阪なおみ選手が今まで足りなかったものを挙げるとすれば、経験でした。

その経験はどの練習よりも価値があります。それに優勝したという自信にもなります。結果プレーにも自信が付き、プレーに迷いがなくなります。
プレーに迷いがないのは、精神面をコントロールできているということです。
つまり、試合をコントロールしやすくなり、結果試合に勝ちやすいです。

これから世界の女王として、日本テニス界を引っ張っていく選手になっていくでしょう。


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