スペンサーとネロ・ウルフ

ビール好きな二人の探偵

ロバート・B・パーカーによるスペンサーとレックス・スタウトによるネロ・ウルフ。
私にとってはビール好き探偵の両雄でした。

タイプはまったく異なり、スペンサーは街を駆けずり回り収穫があったりなかったり、ネロ・ウルフはなるべく動きたくない安楽椅子探偵です。

レイチェル・ウォレスを探せ

スペンサーシリーズで一番好きなのは「レイチェル・ウォレスを探せ」。
最初の食事のシーンが好きでした。
レイチェルはマティーニのオン・ザ・ロックでスペンサーはビールを頼みます。このようにお酒や料理で人となりや状態を示唆するのがパーカーの手法ですね。

料理長が多すぎる

一方ネロ・ウルフシリーズで一番好きなのは「料理長が多すぎる」です。
15人の料理長が集まる会に重い腰を上げて参加したウルフが殺人事件に巻き込まれるのですが、とにかく出てくる料理が美味しそう!
子どもの頃の私は、わくわくしながらこの本を読んでいたものです。

私が料理やお酒に関心を抱くきっかけになった2人の名探偵についてでした。

お読みいただきありがとうございました。
ではでは。

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