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3月28日。
今日は。
父の命日でした。
でした、じゃないか、まだあと少しある。
昨日から別に何も無いのにずっとそわそわしていた。
ほんとべつに何もないのに。
2年前の2021年3月28日。
職場で色々あって、その日ライブを観に行く予定だったけど、その色々のせいでひとり泣きながら会場に向かってるところで、叔母からの電話で、父が亡くなったとの連絡。
会場に辿り着く直前で精神的に崩壊してしまった私はもう泣くことと、後悔ばかりが脳内をぐるぐる駆け巡っていた。
あれから2年。
立ち直るとかそういう事ではなくて、いつも今でも、心のずっと隅の方にある後悔の念が拭えずに毎日を過ごしている…のが自分でもわかる。
そしてそれが今さら遅いことももちろん知っている。
こればかりは、ずっとこの先も、自分に何があっても思い出すし、変わらないんじゃないかと思っている。
楽しいこととか、新しい出会いとか、それはそれでとても嬉しい。
でもその前にやることがあったんじゃないかとか、亡くなった人は戻ってこなくても、生きてるからこそ出来ることがあるんじゃないかとか、そういう事ばかり考えてしまって、たまに一人になると訳も分からず気が付いたら泣いていることがある。
でもきっと父はそんなこと望んでいないだろうし、多分だけど見守ってくれてるんじゃないかとさえ思う、勝手な話だけれど。
私の生き方は変わらないし、私が何をしてももう何も変わらないし変えられない。ドラえもんくらいいたら話は別だけど。
この世の中に、もし、会いたい人が一人でもいたら
いまその人に、会えない状況だとしたら
だとしても、会いたいなら、会いに行ってください。
今日は父に沢山の食べ物やお酒やコーヒーを用意しました。ちゃんと全部食べたかな。
私も同じの食べた。家族みんなで食べたよ。
幼稚園の時に行ったディズニーランドとか
部屋の中に小さなすべり台作ってくれたこととか
小学校の時こっぴどく怒られたこととか
名古屋からかけてくれた電話口で泣いてたのとか
今日だけじゃなくて、毎日ほんの少しだけ、思い出すよ。
でもこういうのは、きっともっと時間が経ったら忘れてしまったりするよね。
だってもう、数年前に電話で話した時の声さえ覚えていない。
だからここに、書いておきます。
いつか私が忘れてしまっても、ここを見てあぁこんなこと思ってたんだなって思い出せるように。
もうすぐ5月5日もやってくる。
こどもの日だけど父の誕生日でもあるのに、小学生の頃はあちこち遊びに連れてってくれた覚えしかなくて、お誕生日おめでとうって言えてたかすらも覚えていない。ひどい娘だ。
おめでとうって言えばよかった。
会いに行けば良かった。
それすらも出来なかった不甲斐ない娘を。
悪いけど、もう少しだけ見守ってやってください。
あとたまには夢にも出てきてください。
明日からまた一年。
一年後の今日まで。
精一杯生きていきます。