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深い光

届くかな
届かないかな
少しでも届いているかな
でもやっぱり届かないのかな
そんなことを考えながら
少しの期待をしてしまう
でもたぶんその期待は泡のように消えてしまう
もっとどんどん膨らんで
私の中に溶けるといい
好きだったらいいのに

想いを儚く込める
深夜一時過ぎ 柔らかさは眠気を誘う

漂うものは 知らないことだらけ
悲愴感さえも愛おしい
空気みたいに通り過ぎていく

近くにいたいと思っていても
もう少し 長くいたくても
変わらぬ想いだけを馳せる

きっと知らないだろう
ずっと あれから続いていること
あの時放った言葉を死ぬほど後悔していること
戻れるなら戻りたいと本気で思っていること

もうどんなに願っても
きっと戻れないと思っていることを