ルール作りで交渉力を学んでほしい〜任天堂Switch

我が家にニンテンドースイッチを迎えします。
長男(小5)、次男(小1)と
先にルール作りの話し合いをしました。

よきまなびの場にしたい〜ルール作りの話し合い


秩序のある自由の中で楽しむためにはルールが必要です。
立場が上の人がルールを与える方法もありますが
話し合って決めるプロセスを学ぶ場にしようと思いました。

「近頃の若いもんは…」フォーエバー

私が小学生の頃、ゴム跳びや缶蹴りをしながら友人達とコミュニケーションをとっていました。
ファミコンがやってきてからは、誰かのおうちに集まってテレビゲームをしながらコミュニケーションをとっていました。

今はオンラインゲームでコミュニケーションをとるのでしょう。
「ゲームを介して」というところは同じですね。

それと。
私の時代には「テレビばっかり見て勉強しない」「ゲームばっかりして勉強しない」と言われていました。
テレビとファミコンが勉強を妨げる悪の根源でした。

今も同じですね。

親の心配事を子どもに話そう〜夫婦会議


「勉強もしてゲームもしたらいいよね、
ゲームせずに勉強してほしいわけではないよね」
これを軸に、一番心配なことを一つずつ出し合いました。

◆夫が一番心配なこと
生活リズムが乱れる

◆私が一番心配なこと
今しかできないことを逃す

さらに、子どもに提案したいね、とでてきたことがあります。

◆ルールではないけどお願いしたいこと
・「死ね」「ぶっ殺す」とか聞きたくない
・子ども達の方がコンピューター関連には強いので、私たちの先生になってほしい

子どもからルール案がでてきた

上記の心配事を伝えました。
小学5年生は相手の意見を踏まえて考える力があるようです。

◆長男(小5)から出てきた案
・時間制限はあった方がいいと思う
・21時に寝たいから20:45までにするといいと思う
・よくない言葉は「ゲットだぜ」「やったー」に置き換える

なんと、自ら時間制限を提案してきました。

◆長男の心配事
①時間を超過したら次の日から引くのは嫌だな
②習いごとの日は時間を翌日に繰り越してほしいな
③僕と弟とどちらが先にやるかけんかになりそう

話し合おうじゃないかっ!

①②について。
6日間で120分、ならどうだろう、と提案してきました。
切りのいいところまでやって終われる利点もあると。
ナイスアイデア!いいと思います!
そしてなぜ6日間かというと…次のことを決めたからです。

カレンダーを導入
勉強もしてゲームもしたらいい、伝えたからこその提案がありました。
親として身に着けてほしい生活習慣を点数化し、何点ゲットできたかをカレンダーに書いていく。合計110点になったら7日目はゲーム三昧♪
という提案です。
ナイスアイデア!いいと思う!

※もともと加算方式のカレンダーは使っていました。
百人一首を100覚えたらニンテンドースイッチを買うことになっていたので、そのやる気継続の仕組みでした。

③について。
上記のカレンダーにどちらが先にゲームを始めるか書いておくことになりました。けんかを回避する策を考えながらも、もしけんかになったら、ということも提案してきました。
もしけんかになったら両方から10分減らす
とのこと。やってみましょう。

けんかとは・・・?
本当は先にゲームをしたかっただけなのに
いかに相手に大ダメージを与えるかに意識が向いてしまった時。それを「けんか」としました。
話し合いとけんかの違いはここかなぁと思いました。

ルール変更はあり

今回はこのルールでやっていきますが、上手くいかなかったら再考です。
親でも子でもどちらが言い出してもOKです。
私としては、
親を説得するための根拠集めや話の構成を考えて挑んできてほしいです。
家庭でできる社会の勉強だと思うからです。
子どもに言い負かされてみたいものです。




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