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うまくいかない人生だけどそれでも諦めない理由

こんにちは!

ニートから社長になり
スナックCandy札幌店を経営している
ママのにこてぃんこと小林虹子です!

6/5にプレオープン、
7/3にグランドオープンし、

スナックCandyのお店に立って、
ママになって約2ヶ月が経とうとしています。

お店を作る前、作っている最中、
そしてオープン後も

楽しいこと嬉しいこと、
そして色々な壁や葛藤がたくさんありました。

今日はCandyを作るに至った経緯や、
色々な失敗や葛藤、

乗り越えた先に見えたものについてお話していきます。

これはのちに、小林虹子の
"自叙伝" にもなると思います。

最後までお付き合いいただけると嬉しいです^^

Candyを作る前は何をしていたの?

札幌の、北星学園大学経営情報学科に通っていましたが、
友達はほぼいませんでした。笑

バイト代は全て、大好きなアイドル(ハロプロ、乃木坂)の追っかけをするための遠征費用に消えました。

女子大生アイドルコピーダンス大会の
北海道エリアの立ち上げを行ったり、

アルバイトしていた会社の
イベント事業部の立ち上げを行い

携帯のキャンペーンガールの女の子たち
総勢300名の採用から育成など
人材管理を一人で担当していました。
仕事が好きでした。

大学卒業後は、アルバイトしていた会社に
そのまま就職。就活は一度もしませんでした。

正社員になってからは
コンサルやイベント企画運営など、

大きな仕事にもとにかく挑戦させてもらいました。

今思うと、与えられすぎているくらいチャンスをいただける、本当にありがたい環境でした。

社長やスタッフのことが本当に大好き(リスペクト)で、

仕事内容はなんでもいいから、
この会社で一生、死ぬまで働きたい、貢献したい、と思っていたくらいです。
(そんなふうに思える会社に学生時代に出会えたなんて、奇跡ですよね✨)

苦しかったことも全部引っくるめて、
ここで過ごした4年間は忘れられません。


実現させたかった夢は?

こんなに大好きな会社
で正社員として安定して働きながらも、
自分の中で挑戦してみたいこと、
実現させたい夢をいつの日か抱くようになりました。

それは、

「元アイドルの卒業後のセカンドキャリアを応援する場所を作りたい」

「元アイドルが再び輝けるステージ付きのライブカフェ&バーを札幌に作りたい」

という夢です。

私はアイドルヲタクのせいか、
周りにはアイドルや芸能活動をやっている、
もしくは、やっていた友達がたくさんいました。

そんな女の子たちの苦悩や葛藤を聞いていく中で、

"とにかく頑張ってる女の子を心から応援できる場所を作りたい"

そんな夢を持つようになりました。

のちに、

"何歳になっても諦めずに挑戦できる世界を作る"

これを、私は
成し遂げたい永遠のテーマとして掲げるようになりました。

詳細はこちらを読んでいただけると嬉しいです!👇

『ずっと、実現させたかった夢』https://note.com/smi1e_25/n/n5619e62a1da9


人生のどん底だと思った大きな挫折と苦しみ

この夢を実現させてもらえるチャンスが到来しました!

東京の、同じような業態でやっている会社が

「にこが本気ならやろう!」と、
札幌での開業を資金面でサポートしてくれることに。

条件として、

今の会社を辞めること、
上京して半年間修行をすること。

その代わり東京の家は用意する、
保険もつける、正社員として雇う。

と言ってもらい、

これを乗り越えたら札幌にお店が出せる!

こんなにいい条件は絶対にチャンスだ!逃すまい!

と思い、大好きな札幌の会社を辞めるのは心苦しかったですが、悩んだ末、

社会人2年目の2019年9月に退職をし、
2ヶ月間のニート生活を満喫したのち

人生を賭ける覚悟で12月に上京しました。

ところが・・・・・・・

上京すると、家が用意されておらず、
保険証も届かず、雇用契約も結んでもらえず、
他にも色々なんだか様子がおかしい。

ハローワークに行って念のため確認してみると・・・

そもそも雇用されていませんでした。(衝撃!)

不満を言わずに1ヶ月間現場で修行をしたものの、

自分の存在を否定されるような
心ない発言を浴びせられたり(つらかった!)、

休日はキャバクラで働けと強要されたり・・・

これ以上は書けませんが、
誰も味方がいなくて相談できず、
かなりしんどかったです。

年が明け、張り詰めていた糸が
プツンと切れる出来事があり、

この会社で札幌にお店を出すことは
現実的ではないと判断し、

急ではありましたが東京の会社を
たった1ヶ月で辞めることを決意。

2020年1月、
予定外のニートに逆戻りしました。

直近で2社も辞めることになり、
挑戦していた夢を完全に諦めることに。

「自分、何やってるんだろう・・・。」

無職、無収入、夢も希望も失い、
友達のいない東京で引きこもりになりました。
毎日布団で泣いていました😂

たった1ヶ月で会社を辞めちゃうなんて、
札幌にも帰るに帰れないなと思い、
途方に暮れました。
当時は人生のどん底だと思うくらい悲しくて、とても暗い気持ちでした。


どん底から救ってくれた人、新たなチャレンジ

上京した2019年12月の1ヶ月間、
実はこの修行の傍らで

ホームレス小谷さんが主宰する
天才しか出演しない音楽フェス大忘年会、
"天才万博" のチケット手売り対決にもチャレンジしていました!

ここで詳しく書いてるので読んでもらえると嬉しいです!👇https://note.com/smi1e_25/n/ncf394ed468c1

一ヶ月で約70枚を手売りし、
「この年一番売ったやつ」となったわけですが、

友達が一人もいない東京という場所で、
一ヶ月に70人に直接会いに行くために走り回ったのです。

この、天才万博の手売りチケットを買ってくださって出会った東京のサロンメンバーさん(西野亮廣エンタメ研究所の皆さん)が、

年明けにどん底に陥った私を救ってくれました。

まず、夢を諦め東京の会社を
1ヶ月で辞めてしまったことを
誰からも否定されず、むしろ、

「おめでとう!新しい人生のスタートだね!」
と祝ってもらいました。(バグってる!笑)

そして、サロンメンバーの待ち合わせ場所
"スナックCandy" に連れて行ってもらいました。

東京の御徒町・五反田。

名古屋や仙台にも自分の足で行きました。

そこで出会う人はみんな、
誰のことも否定せずに、
お互いの夢を応援し合っていました。
みんな笑顔で溢れていました。

Candyでみんなと話していると
徐々に自分の心も前向きになっていき、

次第に、

"自分もこんな素敵な場所を札幌にも作りたいな〜"

となんとなくぼんやりと思うように。

ここで急展開が。。。

私が落ち込んでいるのを励ましてくれるかのように、

ホームレス小谷さんが

「にこちゃんの将来をみんなで一緒に考える会」というイベントを

2020年1月23日に五反田candyで
開催してくださったのです!!!!!

このイベントに集まってくださった
20名のサロンメンバーさんと

サプライズで登場してくださった
西野亮廣さんの前で、

「実は、札幌にもCandyを作りたいです、いつか。」

と勇気を出して言ってみると・・・

「やろう!ついでに会社も作っちゃいなよ!株式会社!」

と、西野さんが。笑

「(怖い...)やります!会社名何がいいですかね?」

「株式会社ニコ!」(西野さん命名。)

(20名のサロンメンバーさん、スタンディングオベーション、拍手喝采。)

この2日後の1月25日に
東京から札幌に帰ってきて、

10日後の2020年2月5日"ニコ"の日に

会社なんて作ったことない23歳のニートが、
株式会社ニコを設立し代表取締役になりました。


素人が100日でお店をオープン?

会社設立した2月5日に、

「100日以内にすすきのに札幌Candyをオープンさせます!」と

SNSでみなさまに宣言してしまいました。

飲食店未経験、開業したことない、
ツテもない。色々ど素人すぎる。

こんなやつが本当に100日でお店作れるのか?間に合うのか?

けど、やってみたい、やり切りたいと思い、

非公開の限定Facebookグループを作り、
開業資金を募るためのクラウドファンディングを立ち上げ、
たくさんの皆さんにこのプロジェクトを応援していただき、
資金調達380万円を達成することができました。

(ここでは御礼は割愛させていただきますが、本当に皆さんに支えていただき毎日感謝が止まらなかったです😂)

そして物件の契約、備品の購入、
内装デザイン、内装工事、DIYなど、

Candyをオープンさせるために
100日間がむしゃらに走り抜きました。

そして、いざオープン!!!というタイミングで、
ある壁が立ちはだかりました。


全部やめようかと思った

"コロナ" "北海道緊急事態宣言" "休業要請"

見ての通り、これらによりオープンができなくなりました。

無期限の延期を決断しました。

当初の予定では4月プレオープン、5月グランドオープン。

しかし、スナックやバーは5月31日までの休業要請。

家賃交渉は聞いてもらえませんでした。

売上を1円も立てられていないのに、
2ヶ月分の空家賃を払うことに。

そして、いつ終わるかわからないコロナ。
自粛期間。

オープンの目処が立たない。

普通に、怖かったです。

借金を背負って苦しむ未来を容易に想像できました。

絶望というか、
「また壁が立ちはだかるの?自分は何やってもうまく行かない人生なの?」

と投げやりになりました。

「今は飲食店は辞めたほうがいいと思う。辞めるのも選択肢の一つだよ。」と周りからも言われました。

応援の声が圧倒的多数だったものの、
コロナのニュースの見過ぎで
ネガティブな感情に引っ張られました。

物件契約して内装工事も終わったけど、
解約しようかと思いました。

ビビって、クラファンも全額返金して、
全部やめようかとまで考えました。

「自分の人生こんなもんか」と
希望を持てなくなった瞬間もありました。


箱を持つことは荷物じゃなくて「武器」

全部やめようかと思い悩んでいたときに、

あるサロンメンバーにこんな言葉を言ってもらいました。

「持っている箱を荷物と考えるか、武器として考えるか、これが今後の分かれ道になると思う。」

ハッとさせられました。

これまで、物件を契約してしまっていること、売り上げが立たないのに毎月家賃が発生する物件を持っていることを
「荷物」としてばかり考えてしまっていたなと。

でも、オフラインが自粛され、オンライン化が進み、

みんな会いたくても会えない。
会いたい会いたいという気持ちが高まるほど、

いざコロナが落ち着いた時に

オフラインで箱を持っていることが
必ず「武器」に変わる、と思いました。

このように思考を変えた瞬間、

"やめる理由・できない理由"を探すんじゃなくて、

"どうやればできるか?"
これだけを考えることに時間を使おう!と決めました。

こうして、家賃を作るために始めた

「1ヶ月限定100人オンラインサシ飲み」では、

1週間で100枚のサシ飲みチケットを売り切り、

1対1の一人1時間Zoomサシ飲みを、

1日8時間、100人終わるまで休憩なしで毎日行い、

5月分の家賃を作り、
コロナ期間を乗り越えることができました。

そして6月から休業要請がとけ、

6月5日に改めてcandy札幌店は
プレオープンすることができました。


諦めない理由と実現させたい未来

失敗ばかりで、
なかなか思うように行かない人生に嫌になる時もたくさんあります。
何度も逃げ出したくなる時こともありました。

ですが、諦めない理由が1つだけあります。

それは、シンプルに、

「応援してくださる方がいるから」です。

クラウドファンディングにご支援くださった方、

100人サシ飲みのチケットを購入してくださった方、

どんな時でも応援してくださり支えてくださっている方がそこにいるからです。

だから、私はCandyと本気で向き合います。

ニコニコ笑顔溢れる空間、

みんなの夢や挑戦を応援し合う空間を作ります。

そして、成し遂げたかった

"何歳になっても諦めずに挑戦できる世界"

の実現に向けて動いていきます。

飲食店ど素人のニートだった24歳が
コロナを乗り越えてオープンさせた

札幌Candyの挑戦の続きを、
どうか見守っていてください!!!!

そして、一緒に札幌Candyを盛り上げていきましょう!


にこてぃんからのお願い・・❤︎

なが〜〜〜〜い記事にお付き合いいただきましてありがとうございました。

最後に一つだけ、
にこてぃんから皆さんへお願いがあります。

明日(もう今日になってしまった!w)7月25日の20:00に

「えんとつ町のプペル coverd by Candy札幌店」の

ミュージックビデオをyoutube初公開致します!!!✨

Candyを作ります!と宣言した日から
半年間撮りためた映像を、

自分の歌に乗せてこれまでの想いを表現しました。

このMVのために曲のアレンジをし、
レコーティングしました。

たくさんたくさん想いが詰まっています。

スナックCandy札幌店のyoutubeチャンネルの登録をお願いします!

https://www.youtube.com/channel/UCEBvX-I5-bEo5RDS83GbKAg

25日ニコの日の20:00に公開致します!

より多くの方に札幌Candyを知っていただきたいです。

MVのシェアをしていただけるとスーパー嬉しいです😊✨

https://www.youtube.com/channel/UCEBvX-I5-bEo5RDS83GbKAg

では、お楽しみに〜!

にこてぃんでした!したっけねー!^^

応援してくださる方はサポートをよろしくお願いします!これからの活動費に充てさせていただきます!