奈良クラブ日記📓 vol.13
2024年 8月24日(土)
明治安田J3リーグ 第25節
奈良クラブ vs ギラヴァンツ北九州
0 - 2
試合終了‥‥。
選手たちが挨拶をしにゴール裏へ。
その周囲だけ重力が10倍なのか?と思うような
足取りの重さ。それとは裏腹に重力がないのか?
というような結構な勢いで最前列に駆けつけて
陣取る私。理屈ではない。気がついたら走ってた。
選手が不規則に一列に並ぶ。
でもひとり、田村選手は前に出ていた。
サポーターに何かを言っているように見える。
いつものコミカルさはなりを顰め、
その形相はまるで別人だ。
選手たちが整列してしばらくの間、
みんな何かを叫んでた。吠えていた。
私は混乱しながらも、黙って選手たちを見ていた。
全く統率が取れていないバラバラの礼が
サポーターに示され、選手たちが足取り重く
逃げるように引き上げていく。
不覚にも私にはそう映ってしまった。
悲しみ、怒り。何なんだ。これは。
このままでは絶対にダメだ。でも何もできない。
自信をなくした背中を見送るしかできなかった。
その時。
コルリのプーさんが口火を切った。
心がぐちゃぐちゃだったから内容はあまり
よく覚えていないが、選手にコメントを求めた。
これからの決意を示してほしいような事を
言っていたような気がする。
しばらくの沈黙。
動かない選手たち。私は見守った。
‥‥メガホンを取ったのは、小谷選手だった。
言葉を発する。選手の声。聞きたかった心の声。
言葉にならない発声。懸命に搾り出す小谷選手。
気がつけば周りは泣いていた。私も泣いていた。
これだ。
少し、選手と気持ちが共有できた気がした。
とんでもない思い違いかもしれないが、
あがいている選手に少し近づけた気がした。
モヤが少しだけ消えた。
小谷選手の言葉で、我々の咆哮を刺激にして、
選手たちも同じように視界が少しでもいいので
晴れてほしいと心から願った。
リーダーとキャプテン
この場には、リーダーとキャプテンがいた。
まず、コールリーダーのプーさん。
絶妙なタイミングだった。
あの呼びかけがなければいろんなものが
壊滅していたかもしれない。それを未然に防いだ。
あなたの行動がたくさんのサポーターを救った。
ありがとうございます。
小谷キャプテン。
包み隠さず気持ちを絞り出してくれた。
声にならない声も含めて、選手の気持ちを
代弁してくれた。そしてそれは我々に確実に
届きました。前に進む推進力をくれました。
この記事を見ていらっしゃらるとは思えませんが、
お礼を言わせて下さい。ありがとうございます。
この2人のリーダーシップとキャプテンシーに
私は救われました。
今こそ、団結を。
あんな選手たちをもう二度と見たくありません。
我々は今こそ団結しなければなりません。
リーダーシップを果敢なく発揮するプーさん、
ワールドワイドなリーダーのマサヤさん、
行動力溢れる若きリーダーの宏人さん、
次世代コルリのおーじゅくんを含め、
幸いなことに我々には心強いリーダー達がいます。
強力なリーダーシップのもと、
自分たちのできる範囲で全力で、
奈良クラブを後押しをしていきましょう。
いなくなる、その日まで。
最近なにやら騒がしい。
フリアン監督の去就。解任か勇退か。
いつかは、奈良クラブを去る時が来る。
それはいつなのか神のみぞ知るところですが、
私個人としては指揮を取り続ける限り、
信じてついていきます。過去に書きましたが、
フリアンはJ1で指揮することが目標との事。
その夢を奈良クラブで叶えてもらいたい。
成績が良くないからといってコロコロ指揮官を
変更するのは、個人的には賛成でき兼ねる。
試合後の私たちの叫びを、通訳の方はしっかりと
フリアンに伝えてくれていました。
必ず、結果として応えてくれると信じています。
どうかブレずにやり切って下さい。
乱暴な事が書いてあると映ったかもしれません。
いつもなら修正修正の繰り返しですが、
今回はほぼ修正なしで今の気持ちを書きました。
賛否両論あるかもしれません。
長く暗いトンネルは、ますます黒さを増す
雰囲気すらありますが、雨降れば地固まる、
明けない夜はない。そう信じて後押しを続けます。
最後に。
青赤のプライドのチャントで、
「わっしょいわっしょい」
の掛け声は個人的にものすごく違和感があります。
一気に野球のにおいが充満するので。
あ。これが一番乱暴な書き込みかも😗
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