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ホストにはまりかけ女子大生シリーズ

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ちょろい女子大生の理来ちゃんが、ホストはまりかける話です。ガチの話だから、引かないで。笑って。
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#恋愛

ホストにはまりかけ女子大生の葛藤

8月某日。友人と新宿で中華を食べているとき。「そういえばこの前私ホストクラブ行ったんだけど、超楽しかったよ~」この一言がきっかけだった。 完全に興味本位。女子大生のもう少し大人の世界を覗いてみたいな~、というノリ。夜の歌舞伎町へと私たちは歩いて行った。 初めてのホストクラブ。 マジでこれは親には言えないなと思いながら店に入り、いろいろ説明を受ける。初回だからいろんな人と席に座るらしく、5人くらいとお話した。 最近マジのマジで出会いも恋もなく、男子と話すのはサークルの人だけ

ホストにはまりかけ女子大生の心境

前回の「ホストにはまりかけ女子大生の葛藤」の続編です。これを読んだ友人に「後半の怒涛の言い訳ラッシュ」と言われました、そのとーり! 続編ということは、そういうことなんですね。 違うお店の初回に行ってきました。 いざ入店。ゴジラの映画館の前で待ち合わせして、友達と店へ。お店の大きさは変わらないけれど、前回のほうが装飾は凝っていたと思う。店に入ると同じ流れでいろんなホストさんたちが挨拶してくれる。初めてカロリ。を飲んでマスカットピーチがとても好みな味なことに気が付いた。おいし

ホストにはまりかけ女子大生の恋愛

さーちゃんが帰ってきたので、携帯が復活し中国のSIMも入ってスイスイ使えるようになりました。 そして帰ってきたさーちゃんにベタベタに甘えていると、言われた一言。「メンヘラかよ」 おほほほほ。メンヘラ~~~~!?!?!? 高校生のときの元カレ高校三年生のとき、初めて彼氏ができた。 サッカー部のキャプテンで、背が高くて、人なつっこい人だった。なぜかわからないけれど、私のことを好きになってくれてとても優しかった。 でも彼は高校の寮に住んでいて部活の練習も忙しいから放課後遊ぶ

ホストにはまりかけ女子大生の煩悩

もうそろそろ寝ようかなと思っていた昨日の夜12時過ぎ。 友達と携帯をいじりながら「食堂のご飯油っぽいよね……」と話していた。 すると突然のB氏からの電話。 とびあがる私、うろたえる友達、シューシューと小さな音をたてる加湿器。 寝るところでしたけれどもうわうわ言いながらとりあえず廊下に出て応答ボタンを押す。 「あ、起きてた?寝るところじゃなかった?」 久しぶりに声を聞いたので、ああ彼の声はこんな感じだったかと思う。寝るところだったけどいいや。ここで発動するのが私のちょろ