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ホストにはまりかけ女子大生シリーズ

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本
ちょろい女子大生の理来ちゃんが、ホストはまりかける話です。ガチの話だから、引かないで。笑って。
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川添理来

ホストにはまりかけ女子大生の孤独

さーちゃんが国慶節の間、日本に帰っている。その期間、私は一人。 しかも私はLINEやインスタが入っている携帯をSIMフリーにするのを忘れてしまった愚か者なので、さーちゃんがいったん私の携帯を持ち帰ってSIMフリーにしてくれている。その期間、LINEやインスタはもちろん使えない。 さーちゃんがいないということが非常に寂しい。一カ月しか一緒にいないのに、さーちゃんは私の中で一カ月以上の存在になっている。寂しい。 そして、もちろんB氏にも連絡が取れない。 めんどくさいのか出

川添理来

ホストにはまりかけ女子大生の恋愛

さーちゃんが帰ってきたので、携帯が復活し中国のSIMも入ってスイスイ使えるようになりました。 そして帰ってきたさーちゃんにベタベタに甘えていると、言われた一言。「メンヘラかよ」 おほほほほ。メンヘラ～～～～！？！？！？ 高校生のときの元カレ高校三年生のとき、初めて彼氏ができた。 サッカー部のキャプテンで、背が高くて、人なつっこい人だった。なぜかわからないけれど、私のことを好きになってくれてとても優しかった。 でも彼は高校の寮に住んでいて部活の練習も忙しいから放課後遊ぶ

川添理来

ホストにはまりかけ女子大生の隙間

授業の休み時間。VPNにつないでLINE、Instargram、Twitterを一周する。 インスタを見てからTwitterに移る。たまに検索でB氏のアカウントを探し出して、ツイートやいいねが更新されていないかチェックする。私は彼氏にもこれやります、秘密で、毎日。 B氏はインスタよりもTwitter派らしく、更新頻度は高い。高いって言ってもそんなに頑張っている感じはない。先輩ホストのリツイートが多い。 ○○○○○○ホスト さっそくB氏のアカウントを見つけてタップした。開

川添理来

ホストにはまりかけ女子大生の煩悩

もうそろそろ寝ようかなと思っていた昨日の夜12時過ぎ。 友達と携帯をいじりながら「食堂のご飯油っぽいよね……」と話していた。 すると突然のB氏からの電話。 とびあがる私、うろたえる友達、シューシューと小さな音をたてる加湿器。 寝るところでしたけれどもうわうわ言いながらとりあえず廊下に出て応答ボタンを押す。 「あ、起きてた？寝るところじゃなかった？」 久しぶりに声を聞いたので、ああ彼の声はこんな感じだったかと思う。寝るところだったけどいいや。ここで発動するのが私のちょろ

川添理来