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僕が自衛隊に入隊した話

日本の体力系国家公務員といえば、
「警察」「消防」「自衛隊」
だろう。(僕の中では)

今回は僕がしてきた仕事のひとつである、
「自衛隊」に3年間在籍していた時の話だ。
なぜこの時期にこの記事を書こうかと思ったのは「3.11」から12年経った
この出来事は僕が自衛隊に入隊しようと思ったことに結びついている。

今回も疑問方式で書いていこう。


僕がいた自衛隊は?

自衛隊は陸・海・空の3つに分かれている。
その中でも一番ガテン系の「陸上自衛隊」に所属していた。

なぜ自衛隊に入隊したのか

僕がまだ中学生の頃に起こった「東日本大震災」が自衛隊を志した最も大きな出来事だった。
ちょうど学校で地震の被害にあった。当時は東京在住だったため「震度5弱〜5強」くらいだったと認識している。
家に帰ったらすでに津波が押し寄せてくる様子をテレビでみた。
あの時まだ幼かった僕でもこれがとんでもなく大変なことくらいは容易に想像ができた。

その後、ボランティアや警察、消防の方が一生懸命支援活動をしている中、一際輝く存在を目にしたのだ。

それが「自衛隊」だった。
そこから自衛隊の活動に興味を持ち始めて調べ始めたのだ。

あと僕の趣味がミリタリー好きというのもあってそれが連動したといえる。
不純な動機のためサラッと紹介しておく。

自衛隊に入隊するまで

高校に入っても気持ちは変わることはなく、自衛隊に入りたいと思っていた。
ただ、入りたいだけの気持ちではうまくいかないと悟った僕は「自衛隊地方協力隊本部※」にいくことにした。

※自衛隊地方協力隊本部とは?
自衛隊の受験サポート、駐屯地や基地の見学、質問、相談等の窓口がある場所だ。47都道府県すべてに存在する。

ここでは実際に自衛隊に勤務している隊員が派遣されてきている。
だから生の声を聞きながら、適切なサポートが受けられた。
サポート内容は主に、面接対策筆記試験対策などが挙げられる。
一番興奮したのは駐屯地や基地の見学会は激アツだった。

余談だが、陸上自衛隊をちゃんと志したのは「自衛隊地方協力隊本部」の隊員さんの8割が陸上自衛官だったため、陸をゴリ押されたことも関係している(笑)


自衛隊の入り口はふたつある

陸上自衛隊には「一般陸曹候補生」と「自衛官候補生」のふたつの入り口がある。
僕は「一般陸曹候補生」として入隊することを決めた。

一般陸曹候補生とは?…一般社会でいう正社員
自衛官候補生とは?……一般社会でいう契約社員

余談だが、おすすめの入隊方法は「自衛官候補生」だ。
契約満了(もちろん継続可だし強くお勧めされる)が年に何回かある時にドカっとお金が入る。今後も自衛官を続けるかわからないならこちらをお勧めしたい。

陸曹候補生は今後自衛隊生活をずっと続けていくと決めている人はいいかもしれない。僕も最初はそう思ってたんだけど…。

自衛隊に入隊した後


画像引用元:陸上自衛隊


僕は高校卒業後に晴れて陸上自衛隊に入隊した。
東京在住の方は大体「武山駐屯地」に着任する。
ここでは3ヶ月の前期教育が行われ、自衛隊の心構えもしっかり叩き込まれる。

「教官は最初は怖くない。怖くなるのは宣誓※を書いた後から怖くなる」はよく漫画とか2ちゃんねるで言われていたけど実際はそんなに甘くない。

普通に最初から怖い

高校3年生からジムに通い、人とも積極的にコミュニケーションをとってきたつもりだが、根が陰キャな僕はここで「がーんだな…出鼻をくじかれた。」

宣誓…自衛隊の入隊式で服務の宣誓を読む。
詳しくは下記を見てほしい。

私は、わが国の平和と独立を守る自衛隊の使命を自覚し、日本国憲法及び法令を遵守し、一致団結、厳正な規律を保持し、常に徳操を養い、人格を尊重し、心身を鍛え、技能を磨き、政治的活動に関与せず、強い責任感をもって専心職務の遂行にあたり、事に臨んでは危険を顧みず、身をもつて責務の完遂に務め、もって国民の負託にこたえることを誓います。

wikipedia

こんな感じで入隊直後からキラキラした自衛隊生活!から一転、地獄の生活の幕開けが始まったのだ…

今後は入隊後の詳しい話やおもしろ話?なども展開予定。
乞うご期待!


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