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9-1 のんびりまったり丘の街 〜ブルガリア・プロブディフ〜

アテネから飛行機でわずか1時間半で到着したのはブルガリア。ブルガリアと言えばヨーグルトだと思いますが、一人当たりのヨーグルトの年間消費量世界一の国こそブルガリアなのです。明治ブルガリアヨーグルトとの相関もあるようです。スーパーマーケットには数多のヨーグルトが並んでおり、日常に欠かせない食品であることが伺えます。プロブディフはブルガリアのほぼ中央部に位置する第2の都市です。緯度は北海道と同程度なので、春先でも肌寒いです。しかし夏場は暑く、40度を超える日もあるみたいです。それほど大きな街ではありませんが、穏やかな雰囲気があって治安も良いです。

7つの丘に囲まれていると言われており、散歩にはもってこいです。市民にも人気のようで、多くの子供達が遊んでいたり、年配の方がウォーキングしたりと賑わっています。天気の良い日に丘から眺める景色は抜群です。春の陽気を感じながらぼーっとするだけですが、この上なく貴重な時間です。考え事をする時間も今の自分には大切な時間です。

天気も良くて最高

東ヨーロッパのバルカン半島に位置する国々は観光地としてピックアップされるイメージがないことから、今回の旅の中でも興味のあるエリアの一つでした。インフラが整備されていなかったり、建物の老朽化が目立つという勝手なイメージがありました。しかし現実は全く異なりました。日本で全国チェーン展開しているようなショッピングモールは何ヶ所もあり、街の活気をひしひしと感じました。歴史を大事にし続けながら現代との融合を果たそうとする姿こそ、ヨーロッパ諸国の特性なのかなと思いました。

街中に急に現れる遺跡群