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世界一わかりやすい一眼レフカメラ講座(カメラの基本)

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このマガジンはデジタル一眼レフカメラ・ミラーレスカメラの基礎知識と技術を身につけるための内容をまとめています。 対象は初心者から中級者です。 現役の大学講師・カメラメーカーでの…
このマガジンは写真作例もたくさんご紹介していますので、わかりやすく効率的に知識の整理ができる内容で…
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ISO感度ついて

目の前の風景を写そうと思った時に、カメラでは絞りとシャッタースピードをもちいて、適正露出で写るように計算します。 その上でもう一つ欠かすことのできない要素がISO感度です。 ISO感度とはISO感度は、絞りとシャッタースピードのような光の量ではなく、光を感知する感度を指します。 このレクチャーでは、絞りとシャッタースピードの関連性も含めてその特徴をお話していきます。

露出補正について

Aモード・Sモード・Pモードの露出について Aモード・Sモード・Pモードは適正露出になるようにカメラが絞りやシャッタースピードをサポートしてくれます。 ですが、カメラは100%の適正露出を導くことはできません。 例えば、肉眼で見て真っ白なものを撮影した場合、写真は真っ白ではなく少しグレーに写ります。 それは、カメラは「明るすぎる」と判断するからです。

マニュアルモードの特徴について

撮影モードには、何もかもカメラまかせの「全オート」 絞り優先の「Aモード」 シャッタースピード優先の「Sモード」 絞りとシャッタースピードだけカメラまかせの「Pモード」があります。 (今までのnoteにまとめていますのでチェックしてみてくださいね!) 最後は、マニュアルモードについてお話していきます。 マニュアルモードマニュアルモードは絞りとシャッタースピードの両方を自分で決めて撮れるのが特徴です。

シャッタースピード優先モードの特徴

絞り優先モードの特徴では絞りの数字によってボケ具合が変わります。とお話しました。 ボケ具合を自分で調整したい方は、Aモードで撮影するのが一番簡単でわかりやすいですね。 では、次のシャッタースピード優先モードの特徴についてお話していきましょう。 シャッタースピード優先モードはその名の通り、シャッターが降りるまでの速度を自分で変更できるモードです。 モードダイヤルで言うとSで表示されています。ShutterのSです。 メーカーによってはTvとも呼ばれます。 Sモードにす

全オートモードとシーンモード

デジタル一眼カメラの魅力は、様々な撮影方法をモードダイヤルから自分で簡単に選択して使えることです。 全てにおいてカメラ任せのモード全オートとは、すべてにおいてカメラまかせで撮影できるモードです。 モードダイヤルでは、カメラのマークにAUTOと表示されています。 何も考えなくても、シャッターさえ押せば写真が撮れます。 一番簡単に写真が撮れるモードですが、設定を自分で変えることはできません。

絞り優先モードの特徴(無料公開)

被写体の背景をボカしたり、前後をボカしたりと、カメラでは肉眼で見ることのできない世界「ボケ」を撮ることができます。 このボケの効果を活用するのに有効な撮影モードが、絞り優先のAモードです。 メーカーによってAvモードとも呼ばれます。 モードダイヤルで言うと、Aで表示されています。 絞りは英語でApertureと言います。この頭文字を撮ってAと表示されています。  Aモードにすると絞りの数字を自分で決めることができます。 F5.6・F8・F11とFの後の数字が絞りの数字

プログラムオートモードの特徴

プログラムオートは、シャッターボタンを半押しするだけで、被写体を適正露出で撮れるよう、絞りとシャッタースピードの数値を割り出してくれるオートモードです。 プログラムオートとはモードダイヤルでは一般的にProgramのPで表示されます。 前の「全オートモードとシーンモード」レクチャーで説明したモードと今回のプログラムオートは、同じオートであることに違いはありません。 しかし、その内容が一部異なります。 全オートはカメラ任せであるのに対し、プログラムオートは基本的に絞りとシ

オートフォーカスエリア

オートフォーカスエリアとはピントを合わせる場所がどこなのかを確認する機能のことです。 シャッターを半押ししたらファインダー内でピントを合わせる位置を確認できます。 ピント位置を知らせてくれる四角が赤く見えるカメラや、四角の黒枠が表示されるカメラなど色はさまざまですが、ファインダーを覗きながらピントの場所や範囲を確認できます。 オートフォーカスエリアで主に使うのはこの4つです。

オート・マニュアルフォーカス

オートフォーカスとはピントを被写体に自動的に合わせる機能のことです。 その逆のマニュアルフォーカスはピントを手動で合わせます。 オートフォーカスの種類 オートフォーカスの種類は、基本的には3種類あります。 AF_S:シングルオートフォーカスのことです。  AF-C:コンティニュアスオートフォーカスのことです。 AF_A:自動切り替えオートフォーカスのことです。 それぞれの特徴をお話していきます。

画質モードと画像サイズ

画像サイズについて画像サイズは記録する画像の大きさを決めるものです。 画素数に応じて、S・M・Lの3種類があります。 画素数が大きいほど、プリントサイズも大きくなります。 (ニコンD5600の場合) Lサイズは24メガありますのでA2程度のプリントができます。 Mサイズなら、13.5メガ。A3程度がプリントできます。 Sサイズなら、6.0メガ。A4程度がプリントできます。 例えば、はがきサイズにプリントする場合、必ずしもLサイズで撮影する必要はありませんが、撮影した画像

撮影と画像再生

視度調整ができたら、いよいよ撮影していきましょう。 カメラに記録メディアを挿入し、何かを撮影してみましょう。 モード設定 電源をいれて、モードダイヤルをまずは、AUTOにしてください。 被写体にピントを合わせてみます。