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世界一わかりやすい一眼レフカメラ講座(カメラの基本)

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このマガジンはデジタル一眼レフカメラ・ミラーレスカメラの基礎知識と技術を身につけるための内容をまとめています。 対象は初心者から中級者です。 現役の大学講師・カメラメーカーでの… もっと読む
このマガジンは写真作例もたくさんご紹介していますので、わかりやすく効率的に知識の整理ができる内容で… もっと詳しく
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2020年4月の記事一覧

シャッタースピード優先モードの特徴

絞り優先モードの特徴では絞りの数字によってボケ具合が変わります。とお話しました。 ボケ具合を自分で調整したい方は、Aモードで撮影するのが一番簡単でわかりやすいですね。 では、次のシャッタースピード優先モードの特徴についてお話していきましょう。 シャッタースピード優先モードはその名の通り、シャッターが降りるまでの速度を自分で変更できるモードです。 モードダイヤルで言うとSで表示されています。ShutterのSです。 メーカーによってはTvとも呼ばれます。 Sモードにす

全オートモードとシーンモード

デジタル一眼カメラの魅力は、様々な撮影方法をモードダイヤルから自分で簡単に選択して使えることです。 全てにおいてカメラ任せのモード全オートとは、すべてにおいてカメラまかせで撮影できるモードです。 モードダイヤルでは、カメラのマークにAUTOと表示されています。 何も考えなくても、シャッターさえ押せば写真が撮れます。 一番簡単に写真が撮れるモードですが、設定を自分で変えることはできません。

絞り優先モードの特徴(無料公開)

被写体の背景をボカしたり、前後をボカしたりと、カメラでは肉眼で見ることのできない世界「ボケ」を撮ることができます。 このボケの効果を活用するのに有効な撮影モードが、絞り優先のAモードです。 メーカーによってAvモードとも呼ばれます。 モードダイヤルで言うと、Aで表示されています。 絞りは英語でApertureと言います。この頭文字を撮ってAと表示されています。  Aモードにすると絞りの数字を自分で決めることができます。 F5.6・F8・F11とFの後の数字が絞りの数字

プログラムオートモードの特徴

プログラムオートは、シャッターボタンを半押しするだけで、被写体を適正露出で撮れるよう、絞りとシャッタースピードの数値を割り出してくれるオートモードです。 プログラムオートとはモードダイヤルでは一般的にProgramのPで表示されます。 前の「全オートモードとシーンモード」レクチャーで説明したモードと今回のプログラムオートは、同じオートであることに違いはありません。 しかし、その内容が一部異なります。 全オートはカメラ任せであるのに対し、プログラムオートは基本的に絞りとシ