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当社パートナーFracta社の技術がAqua-LISTに掲載されました

当社がパートナーシップ契約で推進しているFracta(フラクタ)社の技術が、公益財団法人水道技術研究センターが発表する「水道施設の点検を含む維持・修繕に係る新技術事例集」に掲載されました。

この事例集のことを「Aqua-LIST(アクアリスト)」といいます。皆さんにはあまり馴染みのないものだと思いますので、今回はQ&A方式でAqua-LISTについてご説明していきます。

「LIST」が実はダブルミーニング

Q)Aqua-LIST(アクアリスト)って何ですか?

A)「Aqua-LIST」は、「Aqua - Leading, Innovative and Sustainable Technology」の頭文字を略したもので、「①Aqua(アクア)=水に関する先端的、革新的、持続可能な技術(新技術)」と「②リスト(事例集)」の2つの意味を兼ねたものです。

Q)その「Aqua-LIST」にはどうすれば掲載されるのでしょうか?

A)「Aqua-LIST」に掲載されるためには、「新技術事例集検討委員会」の審査を通過しなければなりません。「新技術事例集検討委員会」は、学識経験者を委員長とするメンバーで構成されています。

Q)厳正な審査があるのですね。ではその「新技術事例集検討委員会」って何ですか?

A)新技術を用いた具体的な点検方法や活動事例をとりまとめるために、厚生労働省公益財団法人 水道技術研究センター(JWRC)を事務局として新たに設置したのが「新技術事例集検討委員会」です。

選りすぐりの本物の技術

Q)厚生労働省の役割は何ですか?

A)厚生労働省は、水道施設の点検を含む維持・修繕を適切に実施していくにあたり、新技術の採用や創意工夫により効果的に実施することが望ましいとの認識から、新技術の導入を促進するため先進的な新技術の導入事例を調査しています。水道技術研究センター(JWRC)との連携による「Aqua-LIST」の公表などを通じて、新技術の積極的な活用を促しています。

Q)現在どのぐらいの新技術が掲載されているのですか?

A)2022年1月時点で12例が紹介されています。数の少なさからも分かる通り、ここに掲載されることは本当に難しいことですし、名誉なことです。Aqua-LISTが、第三者機関の厳選な審査を経た、選りすぐりの技術であることが分かります。

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(FRACTAの水道管診断の例)

実際のAqua-LISTはこちらからご覧いただけます!

私たち日本鋳鉄管は、Fracta(フラクタ)社のパートナーとして、この極めて有用かつ認められた技術を、管路更新の推進にお困りのより多くの事業体様にご提供させていただくことで、当社のビジョンである「水道管路の変革を先進し、世界随一の水道インフラを持続させる」ことの実現に向け、邁進してまいります。



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