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100冊のmyえほん

30冊目の絵本は
『11ぴきのねこ』
馬場のぼる/作 こぐま社
1967年

6分
キーワード:
11ぴきのねこ・とらねこたいしょう・大きなさかな・馬場のぼる

『11ぴきのねこ』 馬場のぼる こぐま社

出版が1967年とあり56年も前からあることに驚きました。
それだけに、この絵本の思い出も多いです。
表紙には10ぴきしかいませんね。とらねこたいしょうはどこに?
絵本を手に取って探してみてくださいね。

まずねこたちの表情がのびのびとしていて、「いいな~!」と
思い、シリーズの『11ぴきのねことあほうどり』『11ぴきのねこふくろのなか』も家庭でいっぱい読み聞かせしました。
ずいぶん昔、絵本のサークルで、こぐま社さんに許諾申請をお願いして『11ぴのねこ』の人形劇を作成し公民館などで発表させていただきました。
次男は小学校のクラス発表で劇を演じさせていただきましたし、
5、6年前にはこまつ座の演劇作品になっているのを小学生と鑑賞しました。

ねこたちが集団で動くとみている人になんともいえない笑いを誘います。
人間(大人も、子どもも共通)の弱い面を何気なく見せているところが楽しいな~と思う絵本です。

「しょくん しずかに!
われわれ 11ぴきは なかまなんだ。
なかよく するんだ。さあ、おあずけ!」
とらねこたいしょうが、ちいさな さかなをこまかく わけました。
「まんなかが おいしそうだ。」
「あたまの ほうが おおきいぞ。」
「しっぽは いやだよ。」

『11ぴきのねこ』より

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