金色の日々を終えて

風呂上がり、深夜

金色の日々を終えて執筆

いわゆる長期休みの豊かさとは何か

未だにあまり見当がついていないけれど

俺は俺なりに色々な場所へ行き色々な人と会って

彩り多い時間を過ごした

今までに得たことのない感情もいくつか覚えた

おそらく今まで生きてきた中で一番多くの人たちに

誕生日付近でお祝いの言葉をいただいた気がする

何も変わらないようで何かが大きく変わる予感とともに

かけがえのない人たちとの限られた時間の存在に鳥肌が立つ

自分の中で満足する過ごし方を模索している

本当は何も目標なく原っぱで駆け回りながら美味しい肉などを焼いて

よく冷えたビールをグビグビ言わせながら飲んで

家族と友人の肖像を記録しながら

一生過ごしていたいなんて

そんな非現実を詠ってもいいじゃないか

たまには

ただみんなが笑顔で過ごし続けてくれれば

俺は御の字なんだから

ありとあらゆる欲求を飼い慣らしながら

時には従順に弾け飛ぶ炭酸のごとく爽やかに

選んだその時を全力で愛おしむのさ

きっと場面がつながった後で

重ねた想いが金色に輝き

あなたの元へ届きますように



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