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こなつチャンネル(10) 待て!Lv1

こなつの「待て!」のお勉強をレポートします。

待て!…?????

飼い主:マテ!
こなつ:なにそれ?
みたいなところから、スタートです。

おやつの用意

いきなり「待て!」と命令しても「そんなの知らねーよ!」と、コミュニケーションは成り立ちません。まず、こなつが好きなおやつを見極めます。
今回は、カルシウム補給を兼ねて「煮干し」にします。
煮干しには、「ペット用減塩」と「普通の塩味のもの」がありますね。私は、このように考えていて、おやつ用途なので、どちらでも良いのではないかなと思っています。

  • ペット用減塩:食事用途で、他の食事とのバランスで、塩分過多が懸念されるとき。

  • 普通:おやつとして与える場合は、ほんの少量を細切れで与える。

こなつは、「煮干し」がお気に入り!

他のおやつを試していないのですが、基本的なお勉強で煮干しを使います。
お勉強を始める前に「煮干し」が「おやつ」であることは教えてあげないと見向きもしません。
まず、こなつが「煮干しを頂戴!」と思うようにしておく必要があります。難しいことはなく、ごはん時とは別のタイミングで、与えるだけです。

最初は、ケージ越しで「待て!」

最初は、「おやつ、頂戴!」という気持ちをどれぐらい「我慢」できるかわかりませんので、ケージ越しでお勉強すると、飼い主さんも、ワンちゃんも、ルールを習得できますので、おススメです。

最初は、ケージから離れたところから「待て!」

少し離れたところから「待て!」と指示して、少しでも「停止」できたら、「よーし(にっこり)」と声かけして、食べさせて、褒めてあげます。
もしかしたら、「何したら、貰えるかな?」と思っているのかもしれませんね。

最初は一瞬だった「待つ時間」

最初は一瞬だった時間が、ルールを理解してくるともう少し待てるようになります。

次のステップは、ゲージの近くで「待て!」

10秒ぐらい待てるようになったら、もう少し近くで「待て!」させてみます。
目の前におやつが来ると、「食べたい」気持ちが強いので、待てないことが増えてくると思います。
そしたら、おやつを持っている手を「グー」にして食べられない状態にして「待て!」と指示し直します。
これを何度か繰り返していると、徐々に待てるようになります。

飼い主さんの練習ポイント案

「待て!」と指示しているのに待てないで、食べようとしたときの対処法

  • ワンちゃんが「食べたい」という行動の初動を見極められるとよいですね。様子を観察していると、「食べようとする」「食べたいのを我慢しようとしている」「ルールを理解して、我慢している」など、ワンちゃんの気持ちも理解できるようになると思います。

  • おやつを食べようとしたとき、すかさず再び「待て!」の指示を出します。その時、おやつを「グー」で守って食べられないようにします。再び「待て!」と指示する行動は頻繁に起こりえるので、犬の様子を見ながら、自然にできるようになるといいですね。

食べられる距離で「待て!」

「待て!」と「よーし」を「距離」で識別しているケースが考えられるので、食べられる距離まで近づいて「待て!」をお勉強します。
食べられる距離だと、待て!と指示しても、食べようとするので、「グー」で隠して、「待て!」と再指示します。
繰り返していると、「近いからと言って、食べてよいわけではない」というルールを理解します。

目の前で「待て!」
最初は、食べようとするけど、グーで隠して再び「待て!」
すぐに待てるようになります。
十分待てたので「よーし(にっこり)」で褒めてあげる。

お勉強のゴールイメージ

このころのワンちゃんは、おやつに注目(ガン見)しています。いろいろなお勉強を一緒に繰り返していくと、飼い主さんの顔を見て、指示を待てるようになります。そんな信頼関係を作れるのが、ワンちゃんの魅力だと思います。

おやすみなさい。
では、また明日。

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