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鹿嶋移住あるある〜高速バス〜

はじめまして。
茨城県鹿嶋市に家族で移住してきて10数年。ずっと快適な鹿嶋での移住生活をおくらせてもらっています。

今、東京駅から鹿嶋に向かう高速バスの中でこのnoteを書いています。

私自身が鹿嶋に移住してとても良かったと感じることが多くて、そのことを少しずつでも皆さんにご紹介していきたいと思い、鹿嶋に移住して気づいたことをあるあるとして書き綴っていきたいと考えています。

日記のように毎日とはいきませんが、思いついた時に軽〜くサラッと書いていくつもりですので、興味のある方はサラッとお付き合いください。



まず最初にご紹介したい鹿嶋移住あるあるは、都心から鹿嶋への入り口にあたる、東京駅八重洲南口から乗車する高速バスに関するあるあるです。

鹿嶋に向かう高速バスに乗ってネクタイ外すとめっちゃ気持ちいい

都心から鹿嶋に向かうには、東京駅八重洲南口から出ている高速バスに乗るのが定番です。

今は通勤として高速バスを利用してませんが、私も10年間、鹿嶋から高速バスで都内に通勤利用していました。

従前、都内に住んで都心に通勤していた時は、多分に漏れず通勤及び帰宅ラッシュの電車移動でしたが、それが嫌で嫌で仕方ありませんでした。

でも、東京周辺に住んで都内に通勤するためにはラッシュを耐え抜くことは必須になります。これを避けたいという気持ちも移住を考えた理由の一つでした。

仕事からの解放、オフへの切り替えは人それぞれですが、私の場合、会社を出て電車で東京駅に向かい、八重洲南口の1番乗り場から鹿島神宮行きの高速バスに乗り座席に着いた時にネクタイを外して、一つ大きな深呼吸をします。

それがオフへのスイッチになります。

ネクタイを外して肉体的な解放だけじゃなく、仕事からの解放感をそこで感じられるので、肩の力が抜けて一気に心も体も楽になります。

職場を出る時にオフにする方もいるでしょうが、電車に乗っても座れる確率は低く、そこで肉体的なオフには切り替え難いと感じていましたから、必ず座ることができる高速バスはとても良いです。

しかも、混雑していても立ち席はないので、もし満席で目の前のバスに乗れなくても、そのバスの後ろに次発のバスが待機していて、目の前のバスが発車したらすぐに入線してきてくれます。

東京駅八重洲南口バスターミナルの1番乗り場が割り当てられているだけあって、利用者は多く、田舎に向かう寂しさは全くありません。

日本一のドル箱路線との噂もあり、ラッシュ時の発車間隔は10分間隔と都心の電車にも劣らない定期路線となっています。

鹿嶋に向かう高速バスに乗って気持ちいい理由はそれだけでなく、東京駅を出発したら、降りるのはなんと次の(一つ目の)停留所で、途中は1箇所も止まらないノンストップの旅であることもストレスがかからない理由の一つになります。

ある意味、タクシーと同じですね。

東京駅から一つ目の停留所は、東関東自動車道を降りた目の前にある水郷潮来バスターミナルになります。

私はこの潮来バスターミナルまで自宅から車で行き、そこの駐車場を利用しています。

1日300〜500円で利用でき、そうすることで帰りは潮来バスターミナルから鹿嶋市内まで車を利用すると市内の自宅まで12〜13分で着くことができます。

結果、安い費用で遠回りせずに鹿嶋に帰れるのでそうしています。

高速バスは、潮来バスターミナルから神栖市内を回って鹿嶋市内に入ってくるルートになるため、潮来から鹿島神宮終点まで40分程かかってしまいます。

もちろん、バス料金は潮来バスターミナルで降りても終点の鹿島神宮まで行っても同一料金なので、時間さえ気にしなければ高速バスに乗ったまま目的地まで行く方が安くて楽だと思います。

そして、二つ目の高速バスあるあるです。

夏でも冬でも、バスを降りたら気持ちいい〜

わかりやすいのは夏よりも冬かな?

例えば、冬の寒い日に東京駅の八重洲南口でバスに乗るため並んでいると、コートを着ていても寒いと感じるような気候だったとします。

バスに乗ると車内は暖房で温められているので、もちろん座席に座る時にコートを脱ぎます。コートを丸めて荷物棚に乗せるか膝の上に置きます。

そして潮来〜鹿島神宮の目的地に着いてバスを降ります。バスの中は暑いので、コートを車内では着ずに手に持ってバスを降ります。バスを降りたらコートを着・・・ません。

着なくて良いのです。暖かいから。

不思議なことに、鹿嶋の気候は都心と逆になる日が殆どです。

「逆とは?」

先程の例に当てはめると、寒い冬の日は東京よりも暖かく、平均的ですが3℃程気温が高いのです。それとは逆に夏は暑い東京よりも平均的に3℃程涼しいのです。

これが鹿嶋で高速バスを降りると気持ち良いと感じる理由です。

だから、夏でも冬でも、高速バスを乗る前と降りた後の気温差で気持ち良いと体感できることが鹿嶋への高速バスあるあるだと私は思っています。

三つ目の高速バスあるあるは、

高速バスは自分ひとりの時間を楽しんでいる人が多い

ということです。

東京駅から鹿島神宮までの高速バスでの所要時間はおよそ1時間40分です。潮来バスターミナルまでならほぼ1時間15分で到着します。

東京駅から鹿島神宮に向かう道は殆ど渋滞がありませんので、私の場合、東京駅から自宅までは、バスを降りて車に乗り換えて運転する時間を合わせて1時間30分でした。

この高速バス内の1時間ちょっとは、仕事からも家族からも切り離された自分だけの時間になります。

確実に1日の中で行きと帰りのバスタイムは自分の時間として確保されるわけです。

これをどのように使うかは人それぞれ、睡眠に充てる人、読書をする人、スマホやタブレットで映像を楽しむ人、ネットサーフィンを楽しむ人、音楽やラジオを聞く人、私のようにSNSへの投稿記事を作成する人、パソコンで作業する人、スマホゲームやポータブルゲームを楽しむ人。

誰にも邪魔されない自分だけのとっておきの時間。

それが高速バスタイムです。

それを楽しんでいるとあっという間にバスは目的地に着いてしまいます。実は「もう着いたの?時間が足りないよ」という感覚になったことも少なくありません。

そしてバスを降りたら気持ち良い肌感覚。良いことだらけの高速バスの旅です。

一つ一つの楽しみ方や良いことは電車でもできることはあるでしょう。

しかし、それら全てを堪能できるのは、ゆっくり座れる高速バスであったり、目的地が気候的に素晴らしい鹿嶋であったりと、鹿嶋神宮行きの高速バスでしか味わえないものになっています。

鹿嶋は都心から離れた通勤や移動に大変なところというイメージがあります。よく会社の同僚や先輩に「高速バスで何時間も通勤大変だよな」と言われたことがあります。

でも、密かな自分だけの楽しい時間なので、大変とか苦労といった感覚になったことはありません。

時間的な大変さを補って余りある、便利で快適な高速バスによる都心からの移動。

これが鹿嶋に移住を決めた大きな理由の一つであることは間違いないです。

大したあるあるじゃないかもしれませんが、鹿嶋に住む人にとって高速バスはとっても大事で快適な都心との移動手段となっています。

移住先として鹿嶋市を考えている方の参考になれば幸いです。


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