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普段の徒然なる日記

中国で働いていると、日本とは感覚の異なることがしばしば発生するので、なぜそんな状態になっているのか、自分なりの分析を加えて記録していきたいと思う。

今日は、結局日本人が必死こいて業務をこなさないといけないという話。とにかく、中国人社員は面倒なことはやらない。どうしてもやらなくてはいけないことは、まずは他人に任せようとする。職位の低い人や周りの人にぶん投げ始める。それでもダメなときはようやく自分で手を動かし始めるが、いい加減になる。

うちのチームには先日Aさんという中国人が入ったのですが、年齢が若いということもあり、数日後には「小A(日本で言うと、「Aちゃん」というイメージ)」と呼ばれるようになり、完全に年長社員の使い走りというポジションにされてしまった。

そんなポジションになったものだから小Aは大変です。仕事も覚えながら、年長社員BとCの話の聞き役にも徹する必要がある。年長社員Bは後輩が来たので上機嫌に身の上話をする。仕事の能力はあまり高くはない彼女の自慢は夫が天下の北京大学卒業ということ。さっそく、そんな情報を小Aに入れつつ悦に入り鼻歌を歌い始めた。年長社員Bがいろいろな人に話すこの件を何度も見ている私は「またか」と思って、そこはかなとなくやるせない気持ちになる。鼻歌を歌いながら作成した資料は節穴だらけ。結局私が黙って修正することになる。

うちのチームではないが、小Aの隣には年長社員Cがいる。この人は日本に帰化した元中国人という変わった存在なのだが、残念ながら中身は純中国人という感じ。彼女にとっての最大の関心ごとは娘の教育。自分の教育論を小Aにひたすら語り満足感を得ようとする。純粋な小Aはそこでも聞き役という沼にはまることになり、結局仕事が進まない。

さて、今日も就業時間になる。全員定時帰宅で、結局残った仕事は時間関係なく働く駐在員が片付けなければいけない。必死こくのはいつでも駐在員。。。

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