私と精神疾患(その2_薬)


薬の種類

抗うつ剤

 これはすごい!飲むとさっと頭の中のぐるぐるが消えて軽くなります。そんなにすぐ効く薬じゃないとか言われましたが私は飲んで10分ぐらいで頭が気分が悪くなってそれから5分ぐらいで頭が軽くなりました。(なおこれは飲み忘れが続いた少し薬が体に残っているときの話です。最初は全然効かなかった気もします)。
 希死念慮とかへの効果はよくわからなかったですね。
 副作用としては、飲み始めの一週間ぐらい胃腸の調子がおかしくなったぐらいです。とはいえ生理になったときとあまり変わらない感じ、むしろそれを弱くしたような感じで、特段不安になるようなものではありませんでした。

非定型抗精神薬

 地味に効きました。希死念慮がほぼ消えたのと、いろいろやりたいみたいな意欲が少し戻ってきたのはこれのおかげ。ただ実際に何かできるようになるみたいなことはなかったのでそこが地味だな、という所感。
 飲み始めは夜に起きてしまいましたがそれはすぐに収まりました。

睡眠薬

 睡眠時間が朝にずれ込んでいるのでそれを直すという目的。寝れたけど朝起きれないので単純に睡眠時間が伸びました。そのうえ昼間でも寝る癖は残っていたのであまりインパクトのある効果はなかったという感じ。ひと月飲んだら睡眠時間が固定されていらなくなりました。長期的にみたら必要な薬だったと思っています。

処方の過程

 こう書くと単純に薬を飲んで症状を抑えられてハッピーという感じに見えますが、この処方に落ち着くまでには5年ほどかかってます。こんなにスタンダードな処方なのにです。しかもまだ本当は落ち着いていません。自分の服薬状況や回復状況との兼ね合いもありますから。ということで何が言いたいかというと、薬を飲み始めたばかりの方はどうぞ気長にやられたらよいのでは、ということです。いくつか不安や不満な症状があっても、とりあえず今処方されている薬をきちんと飲んで効果を確認していく。それでも残存する症状があればまた相談してみる。その積み重ねで症状がひとつづつ消えていくものです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?