2024 お盆ツーリング【DAY4(8/14) 能登絶景ツーリング編】

2024年9月10日 18:08

奥能登ツーリング開始

能登島のキャンプ場で迎えた4日目の8月14日(水)。この日は、このお盆ツーリングのハイライトとなった能登半島ツーリングを行いました。
前日まで、「被害が多かった奥能登へ、ツーリングに行っていいものか？」と悩んでいましたが、地元の方に背中を押してもらったこともあり、ゆっくりとテントを撤収した10:00過ぎに奥能登を目指して出発。
まずは、能登島のキャンプ場から国道249号を通り、能登町の能登九十九湾へ。

また、能登島周りの道の駅は、週末のイベント開催を中心とした営業でしたが、珠洲市の「道の駅すずなり」は、平日も営業していることで珠洲市へ。（他の観光地は営業しているかどうか、今ひとつ不明でしたが、多分、休業中）。

深い傷跡

ただ、国道249号沿いを走っていると、ペシャンコのままになっている家屋を何軒か目にしました。また、能登町に入ると地元の方に注意された通りに道もボコボコに。一旦、補修された跡があっても再び段層化されていたりして、慎重にバイクを運転していても「あ、こりゃ事故った」と観念した瞬間もありました。
特に、美しい九十九湾から国道に戻ろうと、ナビに従っていると…

「こ、これは…　8ヶ月経ってもこれかぁ…」

この道の先はもっと凄い傷跡が残っていましたが、必要以上に写真は撮ってません。また、これらの写真も上げるかどうか迷ったのですが「今の被災地の現状を見てき下さい」という地元の方の言葉に従って、最低限の写真として上げています。

奥能登の青さに感動

道の駅の絶品塩ソフトクリームで疲れとショックを癒した後、いよいよ能登半島の先端まで走ることにしました。でもそれは、「震災の現実を見たい」と言うより、「（震災があってもなくても）憧れだった奥能登を走りたい」という、バイカー特有の我儘だったのかも知れません。

能登半島先端にある（平日は休業中の）「道の駅狼煙」に県道28号で向かうと、交通量も極端に減りました。さらにその先のゴジラ岩まで向かうと復興作業をしている数人の方以外はほとんど無人に。
まるで、この世の中に一人だけ取り残された感覚に陥った中で奥能登の「海の青さ」と「空の青さ」に触れ、なんだか、無性に感傷的になりました。
「ただただ青い海」と、「ただただ青い空」を見ていると涙まで出てきてしまった。

本来なら、ゴジラ岩から再び国道249号に入って、輪島方面に向かいたかったのですが、県道28号の終点のゴジラ岩で通行止め。再び、同じ道で「道の駅すずなり」へ引き返しました。

千里浜なぎさドライブウェイ

珠洲市からは、開通している国道で輪島に向かうことも考えましたが、特に道の駅の営業の情報もなかったため、「単に被害を見に行く野次馬になってしまうかもな」とも思い、そのまま宿を取っている金沢に向かう事にしました。

「だって、奥能登の絶景は、すでに堪能したからね!!」

しかし、金沢に向かう「のと里山海道」も道はガタガタ。40Km/hに制限されていましたが、ここはある意味、朝に走った国道249号よりも酷い傷跡が残っていて、周りの光景に気を取られてるていると事故りそうでした。

ガタガタ道も終わり、「道の駅のと千里浜」に到着したのは17:30頃。
できれば、珠洲市でお昼を頂こうと考えていましたが、珠洲市で食べられたのは塩ソフトのみで、まだ食事は何も摂っていませんでした。
ただ、食堂はすでに閉店済みでしたが、ショップも閉店間際で半額になっていた（おそらく）のどぐろ寿司をゲット。（ラッキー!!）

そして、千里浜なぎさドライブウェイを走るには、ちょうど良い夕陽間際の時間帯になっていました。

後光が差している愛車のCTXちゃん（笑）
転倒させずにスタンドプレートを取るのが大変でした…

その後、18:30過ぎに金沢の安宿に到着。
久々の都会での宿泊となり、ひとり居酒屋放浪記でも行おうとも思いましたが、キャンプ場で食べそびれていたカップ焼きそばやスナックを食べるため、ビールを買いにコンビニに直行しました。

「なにせ、今日は絶景でお腹がいっぱい」

チューは移転してた模様、正直、行きたかった（笑）
ごぼうサラダ以外はキャンプの残り物

以下、DAY5に続く

DAY4まとめ

ガソリン代：¥1,067
　¥184x5.80L（給油時走行距離：212.5Km）

宿泊代：¥3,780
　ホテル花イチリン（スーペリア　ツインルーム - Single Use）

走行距離：310.5Km（実測）

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