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二元論

二元論もまた理解するための道具。
脳の状態を比較的根本から
説明するのに役立っている。

二元論自体が忌むべき概念なのではなく、
望ましくない状態を説明するのに
好都合なのだ。

こちらとあちらがあり、
あちらという経験世界での営みを「生きる」、
対してこちらという無限を「死」と呼び分ける。
(無限は、或いは「心」とも。)
それらを一体として「涅槃」と呼ぶ。

あちらにより過ぎると二元論が増える。
ex)生死、良悪、幸不幸、善悪......
すると忙しくなる。心から離れてしまうから。
あちらでいう所の「愛」も通いにくくなる。
心を受け辛くなるから。

どちらも受け入れる。二元の両端を繋ぐ。円環。
区別が無くなる。限界の線が消える。
無限を前提に有限を扱える。
線を引くこともできる。

概念は人工物。使ってナンボ。

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