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無は有を凌ぐ

無を感じるようになってから今日に至るまで、
「特別な有があって、
流石にそれは無より優れているのだろう」
と思っていた。
が、どうやら思い過ごしのようだ。

有は、無ゆえに咲く。
そもそも比較対象ではない。

空性の理にあっても、結ばれるもの。
仏性の嗜好、営み。
行動であって自然なもの。
人為の入っていないもの。
それが有。

無限から有限が生じる。そしてまた無に帰す。
空性の理、仏性の営み。
その先は、自然そのもの、涅槃の営み。
それより先は次元が違いすぎる。分からない。

ヒトであることも、無ゆえ。
空性が及ばぬものはない。

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