妄想の日本史3

やがて 越の国で 金が取れ始めると
翡翠が 
金に取って代わられ 金で商売をすることになります
「越」の金は 
世界に知れ渡り 黄金の国ジパングとして
オリエント商人の垂涎の的となりました
シルクロードは 最初
「越」の金が 目的だったのです

縄文時代の一大転機は
黒曜石の発見です
隠岐の島の黒曜石の 利権を手にした
素戔嗚尊は
八岐大蛇(越王朝)を倒して 出雲王朝を興しました

黒曜石を求めて 各地の王たちが
比較的波穏やかな 神無月に 出雲の地に集まりました
大国主命の下
貢物と黒曜石の交換 国同士のトラブル対応
政略的婚姻結婚 等々が決められました

大国主命の最大功績は
漢に使者を送り 金印を貰ったことです
漢委奴国王
漢の委奴(イド)の国王と読みます
漢の臣下たる東夷の国の王という意味です

この金印効果は 絶大で 
各国の国王は皆 金印の前にひれ伏しました
大国主命は 東夷の国々の代表から
倭の国の国王になったのです

漢からの 
貢ぎ物の返礼品として与えられた 
大量の鏡が重要です

倭の国では商いで 港に入るとき
敵か味方の合図に鏡の光線がが有効でした
大国主命は鏡を各国王に配ったので 
大国主命は 
光通信網の頂点に立つことができ
倭国の王として 君臨したのです

時は移り 
弥生時代 鉄と米の時代です

漢の時代 鉄の使用が始まりました
その技術に いち早く目を付けたのが
対馬壱岐を本拠地に 朝鮮南部 北九州にかけて
活躍していた一族(海人)でした

鉄は 灌漑土木に威力を発揮し 筑紫平野は豊穣の地となり
海人族は 米で 富を蓄えました

海人族は 筑紫平野に本拠を移したので
筑紫の君と呼ばれました
筑紫の君は力をつけると
出雲の大国主命に 国譲りを迫りました
力では敵わないと悟った
大国主命は
出雲神話を残すことと 出雲大社を造ることを 条件として
金印を譲りました
筑紫王朝の誕生です


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