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このキーワードは一緒に狙えるの!?どうなの!?

そう思ったことはありませんか?

SEO担当者の皆さん、お疲れさまです。

SEO記事を作るとなったら、まずはキーワードリスト🐿️をつくりますよね。

キーワード自体はツールを使えば無限に抽出できます。

たとえば、ラッコキーワードでメインワードのサジェストワードを出せますよね。

そのワードの検索ボリュームをキーワードプランナーで出せば、一応キーワードリストは完成します。

そう考えるとキーワードリストの作成って、やり方を知っていれば、そこまで難しいものに思えません。

しかし、この状態ではキーワードリストには数百のキーワードがあるわけですが、「コレをひとつずつすべて記事を作成するのか?」という問題が出てきます。

言うまでもなく、すべてのキーワードに対して記事を作るべきではありません。

なぜなら、すべてのキーワードに対して記事を作ろうとすると

  • 記事の制作費が膨大に膨らんでしまう

  • 似たような記事が多く生まれて、SEO順位が上がりにくくなってしまう

という問題が出てきます。

たとえば、「クレジットカード 人気」と「クレジットカード おすすめ」という2語でそれぞれ記事を作っても、ほぼ同じ内容の記事ができてしまうはずです。

このような事態を避けるためには、同じ記事で対策できるキーワードをまとめる作業、いわゆるグルーピングの手間が必要不可欠なわけです。

そして、この作業はAIでの自動化は今のところできません。

細かい点は割愛しますが、少なくとも私が試行錯誤した結果、今のところはAIでグルーピングしようとしても、質の低いリストしかできませんでした。

ということは、この作業は手動でやるほかありません。

で、どうやるかという点ですが、まずは、キーワードをまとめる基準について考えてみましょう。

結論から言えば、ユーザーの「検索意図」が同じキーワードならば、求められる記事内容も同じであるため、同じ記事で対策できます。

そのため、キーワードを検索意図ごとにグルーピングすればよいということになります。

つまり、いちばんの肝が「検索意図が同じかどうか」をどう判断するかという点です。

これは、検索結果の顔ぶれを見るのがいちばん正確です。

検索結果の上位10サイトが同じであれば、そのキーワードは同じ検索結果といえます。

ただ、トレンドワードでSEO対策している他社ページが少なく、上位ページが検索意図から明らかに外れている場合は使えません。

また、調べてみるとわかりますが、上位10サイトが全く同じというキーワードはあまり多くはないです。

なので、上位3サイトが同じなら、まぁ同じ検索意図として考えて良いでしょう。

避けるべきことは、検索せずにキーワードだけを見て主観でグルーピングすること。

知らないジャンルはもちろんのこと、精通しているジャンルだとしても、似たキーワードだなぁと勝手に判断して間違えることは多々あります。

検索意図というのは私たちが思うよりも多様なのです。

結論としては、以下のとおりです。

  • SEOのキーワードリストは、対策記事単位でのグルーピングが必須

  • グルーピングは、検索意図単位でおこなうこと

  • 検索意図は検索結果の上位3サイトが同じかどうかで判断すると効率的

SEOのキーワードリストは、いわばSEO戦略の根幹ともいえる部分です。

狙う検索市場が誤っていたら、どんなにハイレベルなSEO施策をして上げても意味がありませんからね。

キーワードリストの作成には、しっかりとリソースを投下して、品質の高いリストを作成することをおすすめします。

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