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【朗報?】Perplexityの回数制限が無くなった?理由を張本人のPerplexityさんに直撃してみた

一昨日、PerplexityでClaude-3 Opusの使用回数が突如600回から30回に大幅に引き下げられた記事を書きました。

あれ以降、公式の発表や詳しい人の発信などをみたりしましたが、特に理由や今後の去就などは分からず、もういーやみたいな半ば投げやりな感じでおりました。
そして、今日改めてPerplexityのモデル選択画面を確認してみると、一昨日まで表示されていたClaude-3 Opusの上限回数の記載がなくなっているではありませんか。

2024.4.21 9:00頃の Perplexityでのモデル選択画面
Claude-3 Opusの回数制限の記載がなくなっている

この後、試しにProサーチで30回以上のやり取りをしてみましたが、特にClaude-3 Opusの上限になったなどのメッセージは出ず、出力モデルの記載もClaude-3 Opusのままであったので、ひとまず30回の回数制限は撤廃されたように思います。
しかし、なぜ回数制限が突破されたのかや、現在の上限回数、またそもそもなぜ一昨日突如として回数制限が発生したのか、その理由はわからないままです。
こういった時、変に周りの人などに間接的に話を聞き、それらを想像で繋ぎ合わせて憶測しても、真相の核心には辿り着けず、反対に回りくどいことになると言うことがあると思います。
と言うことで、当事者のPerplexityさんに、件の回数制限について直接聞いていみました。その回答が下図になります。

Perplexity自身に回数制限の理由を聞いた図
そこはかとなく漂う人事感

結果、それっぽい理由が返ってきました。なんでも、「Perplexity AIのDiscordでは、BOTによるOpusの悪用が原因で制限せざるを得なくなったと運営側が説明しており、この制限は一時的な措置である可能性が示唆されてい」るとのこと。真偽の程はともかく、最新のweb情報も参照しながら、現在リアルタイムで発生している内容について反応をしてくれるのは、ChatGPTなど事前学習系のものにはできない芸当であるので非常に面白いなとの感想を持ちました。そして、理由の内容も、確かに本家のClaude-3 Opusよりも多くの回数が使えて、かつAPIの利用料も安価に設定されているPerplexityであれば、BOTなどで悪用する人も出てきそうだよなあ、と一定の納得感がありました。

とは言え、これが本当の理由かどうかは定かではないですし、明日にもまた回数制限が復活しているかもしれません。一昨日の記事にも書いた通り、こうしたサービスは水物であると心得て、過度に信頼しすぎず利用するのが大切であると本件を通して思いました。また、今後生成AIの利用が必須となる流れであれば、バックアップとして2つ以上の生成AIサービスを使い慣れておくのも必要なのかなとも思いました。以上、ご参考まで。

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