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【遊戯王クロスデュエル】環境最速解説【シルバー1まで】

本記事は表題の通り、シルバー1までの範囲の環境を解説・考察していきたいと思います。筆者の成績は下記の通りで割とするする上がってこれたと思います。課金額は10000円ジャストです。

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筆者成績はこんな感じです。負けの流れから3位になるようしっかり粘れたと思います。それでは、考察・解説に進んでいきます。
本記事は以下の通りの構成となります。

・考察:クロスデュエルの焦点について(1ターン目と、7-8ターン目)

・環境頻出デッキ解説

・考察:デッキ間の有利不利とプレイング

・終わりに



・考察:クロスデュエルの焦点について(1ターン目と、7-8ターン目)

環境の考察をする前に、このゲームの焦点について簡単に触れます。

・1ターン目’(プライズ争奪戦)

1ターン目は中央のプライズの争奪戦になります。当然プライズを獲得できれば有利ですが、目立ってヘイトを買うリスクもありますし、カードを投入しすぎても今後がきつくなります。
逆に、中央のプライズ争奪を完全に無視する、という手法もあります。その場合リソースは割かなくて済むものの、毎試合プライズを獲得できないと言うハンデを背負うことにもなります。

重要な点として、「エースモンスターを活用してプライズを取る」デッキ構築にすると再現性のある試合運びとなります。詳細は後述しますが、「E・HERO ネオス」「γ-ドラゴンヘッド」「暗黒騎士ガイア」といったカードをエースに据えプライズ取得を目指す構築がある程度の強さがあります。

・7-8ターン目(ラストアタック周辺)

基本的なこととして、デュエルの最終ターンは8ターン目となります。
そして大前提として「8ターン目に召喚したモンスターは原則攻撃に参加できない」というのがあります。それを覆せるモンスター(神速持ち、「ブルーアイズホワイトドラゴン」などの召喚時効果持ち)はそれだけで一定の強みがあります。
また、そのため「7ターン目に攻撃準備をする」ことが(攻めるうえでは)必要になります。途中で誰かのライフが0にならない限り最終ターンの攻防が勝敗に直結するためゲーム終盤の7ターン目の攻撃準備、8ターン目の最終戦闘はもう一つの焦点となります。


・環境頻出デッキ解説


これを踏まえて、環境頻出デッキを解説していきます。なお、原則としてエース名をデッキタイプとしますが、解説が必要な場合は補記します。

・E・HERO ネオス

 押しも押されもせぬトップTierのデッキとなります。ネオスの固有スキル(戦闘破壊されたとき手札に戻る、コストダウンと加速を取得)により最上級のエースモンスターでありながらリソース消費が少なく、またスキルスロットを二つ以上にすることで「固有スキル」と「加速」の両立が可能となり初動のプライズ争奪でも非常に強く立ち回れます。
現状環境最大シェアですが、「ブルーアイズホワイトドラゴン」などの直接破壊や「落とし穴」などの永続不動で回収できなくなることがあり最大のリスクとなります。前者は「シールド・パンドラ」で防げるため採用しているデッキも散見されます。
(なお、本当にスキルスロットの数が強さに直結するためブルジョアデッキと呼ばれることも多々あります。スロット三つのネオスはすごく強い)

ブルーアイズホワイトドラゴン

 おそらくTier2です。覚醒スキルさえセットされていれば機能するため構築がしやすく、最初のUR選びに迷っているなら「ブルーアイズホワイトドラゴン」を選ぶことを強く勧めます
 最大の強みは相手のエースモンスターでも問答無用で破壊できる覚醒スキル持ち「ブルーアイズホワイトドラゴン」を抱えたまま立ち回れることであり、攻めも守りも高い水準でこなせることです。特に「ブルーアイズ効果で1体処理」「ブルーアイズ守備で攻めてる相手を迎撃」の流れで自分向けのモンスターを2体さばいた後、守備で出したブルーアイズを攻撃表示にしてそこを起点に攻める流れは序盤で不利になってしまったところからのリカバリーとして強力です。
 そのほか、8ターン目の攻防で7ターン目に攻撃で出した自分モンスターの前のモンスターをどけることによってダメージをねじ込む動きも強力でゲームレンジを問わず安定した戦いができます。

・Z-メタルキャタピラー

 OCG・マスタ―デュエル経験者は驚愕しそうなタイトルですが、真実です。もしかしたらブルーアイズも凌ぐTier2の一角です。
 Z-メタルキャタピラーはレアリティがRのためスキルスロットの二つ目、三つ目を解放しやすく「団結」(他のモンスター召喚時ATKDEF200UP)を2スロット装備することで初手に出してから一気に強化できます。
 デッキタイプとしてはアグロ、速攻型になりやすく、最初にZ-メタルキャタピラーを出したレーンに攻め込んでそのままライフ0での勝ちを狙うことが多いです。「団結」の誘発のためモンスターをばらまくため他方向からの攻めにもある程度耐性はありますが、団結の影響でリソース消費が激しく速攻に失敗すると次の標的にされて敗北することもままあります。
 一方で周りが便乗してくれたり、攻めがうまくいった場合は1位を取れることも多く「1位」「4位」双方を取りやすい振れ幅の大きめのデッキです。

・エクゾディア(特殊勝利型)

 Tierとしては3-4ですが非情に特殊な動きをするため特記します。エクゾディアの効果での特殊勝利のため「5バトルフェイズの間エクゾディアを守る」ことに特化したデッキとなります。
集中狙いされて速攻で負けることと、他のプレイヤーが漁夫の利を狙った結果どさくさで勝つことが2:1といった印象です。
正直筆者は強くないと思っていますが、好きな人は好きだと思うので今後も長く残るデッキだと思います。
なお、エクゾディアを特殊勝利ではなく「全レーンからの壁」としてATK上昇をつけて活用している人も見かけます。あまり強さを実感できたことはないので、詳しい人の解説記事を待ってます(丸投げ)

・その他

 ほかにもデッキタイプはいろいろありますが、遭遇頻度からするとどれもあまりいない、ということになると思います。特記するならば不意のバウンス+神速で2500ダメージをもぎ取ってくる「ファイアウォールドラゴン」、「バトルマニア」や「メテオストライク」を活用として不意にダメージをもぎ取ってくる「ドラギアス」あたりが対戦相手としては注意する必要があるデッキでしょうか。
 人気と歴史があるIPなので、デッキの強さとは無関係に一定数多様なデッキを使う人が今後もいるでしょう。


・考察:デッキ間の有利不利とプレイング


 それでは環境デッキについて相性を解説します。
 基本的にネオスデッキにブルーアイズが有利、ブルーアイズにZ-メタルキャタピラーが有利、Z-メタルキャタピラーにネオスが有利です。
  ただし、「ネオスデッキにブルーアイズが有利」シールドパンドラなどの採用で有利幅を縮小でき(ネオス側が不利を軽減でき)、「ブルーアイズにZ-メタルキャタピラーが有利」はスキルスロット3(同名11枚相当)で「破壊不能+団結×2」にできている場合のみとなります。
また、その他のデッキに対しては「Z-メタルキャタピラー」は5分に近く(速攻デッキの性質上周りの動向に左右される部分が大きく、差がつきにくい)、ブルーアイズとネオスは地力が一つ抜けていてロングゲームで有利がとれている印象です。

そのため、巷で言われている通り、ネオスデッキが現環境最強であることは間違いないと思います。一方でスキルスロットの数でネオスデッキは脅威度が大きく変わり、最低限「加速+固有スキル」の達成できるスキルスロット数2は必要だと思います。

結論として、「無課金・微課金はブルーアイズ」「最強を目指すならネオス」を握るのが安定すると思います。とはいえ、それだけで終わるのも難なので、各種対策カードを提示しておきます。

まず、対ブルーアイズは「シールド・パンドラ」が強烈で、エースにした利点を完全に奪い去ります。一方で、破壊耐性付与はプライズとブルーアイズ効果くらいしか広く刺さる部分がなく、伏せたまま何もせずに1枚損になる展開もあります。それをリスクとして受け入れられるか検討して投入可否を選びましょう。
次に対ネオスですが「落とし穴」「強制脱出装置」が有効です。「落とし穴」は1枚で処理できますがネオスがその場にとどまってしまい反撃がしづらいこと、強制脱出装置は無効化されているとはいえ単なる最上級としては運用されることが難点です。自分のデッキの方向に合わせて採用しましょう。

・終わりに


いかがでしょうか。鮮度を優先したので多少の不正確さはあるかもしれませんが、現環境の概況はお伝え出来たと思います。
これから始めるという人は「ブルーアイズを最初のURに選ぶ」ことを改めて強く勧めます。エースで運用しなくても、使い出のあるカードで無駄がありません。

なお、最初のプロフィールをみて気になった方もいると思いますが、筆者のデッキは「ブルームディーヴァ」です。リセマラもしてないし10000ジャストの課金のみなのですが、なぜか速攻で3枚被った(スキルスロット3になった)んですよね.....
環境デッキには入らないデッキですが、なかなか面白く強力なので今後紹介しようと思うので、その際は見ていってくだされば幸いです。(ぶっちゃけ、ブルームディーヴァは必須ではないデッキに仕上がってしまいました)

それでは、よいクロスデュエルライフを。

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