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ベアウォークが足を速くする

どうもこんにちは。皆さんはベアウォークをご存じでしょうか?今回は僕の経験をもとに、ベアウォークの有効だと思う点をまとめていきます。


ベアウォークとは?

熊歩きという言葉の意味です。熊は四足歩行ですよね?つまり四足歩行をするということです。赤ちゃんのハイハイは、膝を引きずった歩き方ですが、違いは、四足歩行は自分の手と足で自分の体を支え、前に進む歩行形態で
す。

ベアウォークで得られる効果

結論から申し上げますと、上半身、特に肩回りの筋肉、腕の筋肉、体幹の機能の向上、腹筋、お尻周りの筋肉の発達、それらによる、股関節の進展の向上。つまり全身鍛えられると僕は考えています。

四足歩行は非日常

まず、このタイトルの理由を説明します。今現在、四足歩行で生活している人は、ほとんどいないですよね?また、私たちが二足歩行で普段歩いている時に、いちいちどっちの足を動かすとかどういう風に歩いているかを意識している人は、ほとんどいないと思います。

ですが、僕たちは、自分が普段行わない行為は当然ながら慣れていないから、非効率的な行動をとってしまいがちです。

非日常から体の使い方、運動のメカニズムを考える

例えば私たちが普段行う歩行について考えてみてください。ハイハイから徐々に歩けるようになってきたばかりの幼児は、歩行に慣れていないために、足を前にまっすぐ出せばよりスムーズに、無駄なエネルギーを使わずに歩けますが、まっすぐ前に足をだすことが難しい(無意識に感じているはず)ために、くねくね歩いているように見えますよね。

他の例を挙げるなら、自転車が乗れるようになるまでの日々を思い出してみてください。おそらく、はじめからまっすぐにバランスをとることは難しかったはずです。最初はふらつきながらも前に進む練習をして、どういう風にしたらバランスがとれるかを試行錯誤したはずです。

つまり、初めてする行為だったり、普段あまり行わない行為にこそ、試行錯誤を通して、自分の体の意識と実際の動きのギャップを埋めるヒントが隠されていていると僕は思うのです。

そのため、走るという行為が日常化していない人にとっては走るという行為も非日常かもしれません。ましては、ランニングと比べて、スプリントにおいては、なおさらです。

僕がベアウォークで意識していること

僕がベアウォークで意識していることは、重心の位置です。体の末端よりも、体の中心(イメージはふとももから、へそのあたりまで)の近くに大きい筋肉が集中していますよね。そのため、これらの筋肉が上手く使えていないとよりエネルギー効率よく前に進むことができません。

だから、体の中心に重心、腹筋や股関節あたりで体を支えて、体の中心付近の筋肉(特に股関節周り)を意識して前に進むということをベアウォークの際にしてみてください。

最後に

いかがでしたでしょうか?今、陸上競技をしている人なら冬練を行っていると思います。このような機会にぜひ、ベアウォークを行ってみてはいかがでしょうか?

実際に自分自身でやってみて試行錯誤して、体の動かし方というのを学んでいきましょう!ではまた!








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